全面が連通気孔な3次元多孔質焼結金属
通常、複雑(3次元的)な形状を製作しようとすれば、二次加工(機械加工、ワイヤーカットなど)による形状出しが一般的ですが、それでは多孔質体の特徴である気孔が目詰まり(減少)を起こしてしまいます。 焼結.comでは二次加工なしでの複雑(3次元)形状の製作にもトライ致します。多孔質体の性能は製作工程に大きく依存します。粒度、気孔径、密度、気孔率、寸法形状だけでは多くの場合、多孔質体の性能は発揮できません。 多孔質体の製法には種々あり、適材適所の製作工程を選択しなければなりません。
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基本情報
焼結金属・多孔質金属専門メーカー 焼結.com/小段金属株式会社 技術開発部/小段 豊(こだん ゆたか) 〒547-0002 大阪市平野区加美東2-6-6 携帯電話:090-3282-5231 TEL:06-6791-9023 FAX:06-6794-5524 URL:http://www.shouketsu.com mail:info@shouketsu.com
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二次加工を施していない複雑形状の焼結金属(多孔質)は現状の製品であれば性能向上も見込めるでしょうし、これからの開発品であれば世の中に存在しない製品を開発できるチャンスかも知れません。ぜひご一緒させて頂ければと存じます。
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粉末冶金法(金属粉末を成形して焼結し金属製品を作る製法)で製作された製品のことを『焼結金属』と呼ぶ。なかでも、多孔質金属である焼結金属フィルターに特化することにより、用途に合わせたご提案が可能です。用途例としては、フィルター(濾過・分離)、サイレンサー(消音)、流体の整流、液体の吸水、バブリング、防爆フィルター(フレームアレスタ)があり、現在も用途開発中です。また、15種類超の材質が焼結処理可能。多孔質金属は何種類も存在し、気孔径のみではなく気孔構造も性能を左右します。 当社の特徴は金属粉末を用いた焼結金属フィルターで全てが開気孔/連続気孔(オープンポーラス)を有する多孔質金属です。多孔質金属には他にも金網を積層し焼結処理を施し、目開きの精度を保持しながら強度も併せ持つ焼結金網、骨格のみで形成されているスポンジ状の多孔質金属、ストレート孔のみでレンコン状に貫通孔が無数に存在する多孔質金属、溶融金属に発泡剤を投入することにより金属に無数の気孔を有するが全て閉鎖気孔/独立気孔(クローズドポア)の発泡金属とどの多孔質金属にも一長一短があり用途に合わせた多孔質金属の選定が必要です。