定距離法・破断距離法などで塗膜の耐カッピング性を評価する試験機です。
・塗膜の耐カッピング性を評価するための試験機(カッピング試験機、カッピング試験装置、エリクセン試験機)です。 ・試験片を保持リングとダイの間に固定し、ポンチの先端が試験片に接するところでゼロ点を合わせます。 ・毎分0.2±0.1mmの速度で既定の深さまで押し込む(定距離法)か、ポンチを押し込んでいる部分に塗膜の割れやはがれが認められるまでポンチを押し込む(破断距離法)ことによって試験します。 ・定距離法では塗膜の割れおよび素地からのはがれを評価し、破断距離法ではポンチを押し込んだ距離を測定してエリクセン値として評価します。 <参考規格>JIS-B7729、(K5400)、K5600-5-2、Z2247、ISO-1520、20482 【カタログダウンロードについて】 下記関連リンクまたはお問い合わせからカタログ請求をお願いいたします。 ※単品カタログがない製品については総合カタログを請求ください。
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基本情報
■試験板 ・鋼板:厚さ 0.3 ~ 1.25 mm、幅及び長さ Min. 70 mm ~ Max. 90 mm ■ダイス ・外径:φ55 ± 0.1 mm ・内径:φ27 ± 0.05 mm ・エッジ:R0.75 ± 0.05 mm ■保持リング ・外径:φ55 ± 0.1 mm ・内径:φ33 ± 0.1 mm ・0.05 mm 戻し目盛付 ■パンチ:半球状、直径 φ20 ± 0.05 mm ■押込み量測定:ダイヤルゲージ、最小単位 0.01mm、ストロークMax.20mm、デジタル表示 ■押込み速度 :ハンドル式、0.2 mm/1回転 ■オプション :ミラー、拡大鏡、観察用ライト ■寸法、重量 :約 W390 × D330 × H400 mm・約 70 kg ※仕様は予告なく変更する可能性がございます。
価格情報
オープン価格
納期
用途/実績例
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企業情報
安田精機製作所では、品質を試験データで保証し、品質管理における諸問題を解決する試験機作りに地道な努力を重ねています。その多くは世界標準規格に適合し、ボーダーレス時代に必須の条件を満たしています。御社の品質管理・研究開発に、「YASUDA SEIKI」の独創的な物性試験機をお役立てください。