機械安全/制御安全の中で、空圧電磁弁の占めるウエイトは大きく、制御システム部と運転部を繋ぐ大変重要な部分です。
1. エネルギー遮断(残圧処理) 〇背景と目的 ・メンテナンス時の残圧による事故防止 ⇒誤操作、不意の起動に対する 安全 ・緊急停止時の確実なエネルギー遮断 ⇒電源遮断と連携した安全 〇関連規格 ・米国OSHA「29CFR1910.147」では、エネルギー遮断を規定しており以下の方策によりメンテナンス時の安全を確保しています。 ☆動力源を遮断する(電気、空気圧、油圧、上記) ☆Lock Out: 施錠する ☆Tag Out: タグで状態を明示する。 ☆ダブルバルブを応用してシステム化する。 2. 飛出し防止 〇背景と目的 ・空気圧系統の圧力解放後、再び圧力供給する過程で、シリンダの飛出し現象が生じ、災害や設備の損傷を招くことがあります。 3. 落下防止 〇背景と目的 ・メンテナンス・緊急停止時に、空気圧エネルギー遮断と残圧処理が行われる一方で、問題となるケースがあります。空気圧シリンダ昇降装置の落下防止等で、特に、重量物やシート状金属が落下する場合、作業者の安全と設備損傷に対して配慮するいことが要求されます。
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基本情報
空気圧安全ソリューション例 ・1方向シリンダによる危険 ・2方向シリンダによる危険 ・ピンチポイント ・治工具または製品損傷 ・フェイルセーフエネルギー隔離(一点もしくは部分的) ・安全排気 ・プレス機械クラッチ/ブレーキ ・カウンターバランス ・動力監視システム ・垂直荷重 ・安全荷重保持(落下防止) ・シリンダ中間ストローク位置決め ・両手操作 ・緩やかな圧力上昇/飛出し防止 ・アンチタイダウン (両手ボタン同時操作)機械始動
価格帯
納期
用途/実績例
◎ 安全排気 : Cat.2 ◎ 安全排気 : Cat.4 ◎ 飛出し防止機能付き安全排気 : Cat.4 ◎ 荷重保持(落下防止) :Cat.2 ◎ 荷重保持(落下防止): Cat.3 ◎ 荷重保持(落下防止): Cat.4 ◎ 安全シリンダ制御: Cat.4 ◎ 安全シリンダ制御(エアーパイロット): Cat.4 ◎ エネルギー遮断:Cat.1 ◎ 飛出し防止機能付きエネルギー遮断: Cat.1
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ロス・アジア株式会社は、米国企業ロス・コントロールズ社の日本法人です(創立昭和48年12月)。 ロス・コントロールズ社は、1921年に空気圧機器のメーカーとして創立して以来、各種産業分野において幅広く採用されております。 2021年に創業100周年を迎え、現在では、米国、ドイツ、フランス、英国、 日本、中国、ブラジル、インド、カナダに製造・販売拠点を持ち、ISO対応製品・各国の安全規格に対応した製品を提供しています。 ロス・アジアは、中国、インドを除くアジア地区をカバーし、各国の基幹産業の安全要求に応じた ロス製品の製造、販売、サービスを行っています。(ISO 9001 認証取得) 【ロス・コントロールズ社について】 ミシガン州ファーンデールに本社を置くロスは、空気圧バルブ、制御システムの設計と製造を行っており 流体動力安全ソリューションとポペットバルブ技術におけるグローバルリーダーとして世界的に知られています。 ロスは、産業機械やオートメーション用途に標準品とカスタマイズされたROSS/FLEXソリューションを提供しています。 キーワード:ロスアジア、機械安全、空圧安全、油圧安全