ライニング(厚膜)を施工する場合の基本的な基材設計をご紹介!
フッ素樹脂ライニングに適した基材設計についてご紹介いたします。 ライニング(厚膜)を施工する場合の、基本的な基材設計となります。 コーティング(薄膜)の場合でも、ご参考にして下さい。 「コーナー部」では、最低でも4R以上、可能な場合は10R以上に仕上げるのが 理想です。内面のRが小さい場合、膜厚を厚くするほどフッ素樹脂の熱収縮の 影響を受けてしまいます。 「溶接部」では、つなぎ目部分すべてを溶接していただく必要があります (内側と外側の両方を溶接)。また、パイプなどを付ける場合も、 コーティング面のつなぎ目部分をすべて溶接します。 溶接の凹凸は、なめらかな溶接であれば、問題ありません。 もちろん溶接のピンホールも不可となりますのでご注意願います。 当社では、設計前からご相談いただければ、好適なフッ素樹脂ライニングが可能です。 ※詳しくは外部リンクページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【製品全体にライニングが必要な場合の注意点】 製品全体をライニングするためには、穴やネジ穴などの吊り箇所が必要となります。 吊るした事により、フッ素樹脂ライニング膜がない箇所が発生するため、 そのまま薬液槽などに入れて使用すると、膜の無い箇所が腐食したり、 膜の無い箇所から薬液が浸透して、フッ素樹脂ライニングが剥離するなどの トラブルが起きてしまいます。 そのようなことが起きないためには、膜がついていない吊り箇所を、 同じ材質のフッ素樹脂を溶融(樹脂溶接)して金属部分を埋める必要があります (樹脂溶接)。 【下記のような場合もご相談下さい】 ■他社で施工したフッ素樹脂ライニングの場合 ⇒膜のない部分に樹脂溶接が可能 ■取付け時の不注意で起きてしまう傷や打痕による金属露出 ⇒樹脂溶接による修正が可能 (傷、打痕の状態によっては、お断りする場合があります) ■取外しが出来ない場合 ⇒現地での樹脂溶接も可能 (ライニングの状態によってはお断りする場合があります) ※詳しくは外部リンクページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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内径わずか1mmのパイプの内側に、フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)可能です。他社で断られた加工も当社なら可能かもしれません。 また腐食防止を目的とした、製造機器への施工実績が豊富です。それ以外でも家庭用品から食品関連機器の実績もあります。