iPhone貼り箱のような高級感のある仕上げの化粧箱
弊社が受注する案件のほとんどは、一般消費者向け商品のパッケージです。しかしB to B製品にも貼り箱の需要がありました。パッケージによって製品の魅力を適切に表現することは、その製品がどのような場面で取り引きされるものなのかに関係なく、大切なことなのです。 例えば最近は、B to B製品の中でも機械部品や産業用製品などは高額であるため、それを買う企業にとっては大きな投資です。ところが多くの場合、製品は緩衝材などとともに段ボールなどに詰められて納品されることがほとんどです。例えばそれが一つひとつ、きちんとした箱に収められているとどうでしょう。受け取る側の印象は大きく変わります。納品する側の気持ちも少し変わるかもしれません。顧客に直接見せるサンプルであれば、商談の内容も変わってくるかもしれませんね。パッケージとは、それほど人の心に訴えるものだと思うのです。
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基本情報
今回パッケージを制作したクライアントは、産業用ロボット・工作機械分野で世界でも群を抜くシェアを持つメーカー企業様。そちらの機械でつくった、金属加工サンプルを納めるための貼り箱です。「高級感のある仕上げの化粧箱」とのご希望でご依頼をいただきました。B to B製品であっても、相応の箱に入っているということは、製品だけではなく、企業そのものへの印象もより高くなります。私たちは今後、B to B製品のパッケージにも、さらに力を入れていきたいと考えています。 普段は「BtoC」、つまり一般商材のギフトボックスなどのご依頼が殆どです。しかし今回は、産業用機械メーカー(BtoB)からのご依頼。もしかすると「BtoB」の製品にも貼箱のような化粧箱の需要があるのかもしれません。 実は偶然にも同じような案件が、同時期に問い合わせがありました。 「BtoC」のみならず、「BtoB」というマーケット(市場)が眠っているのかもしれません。
価格帯
~ 1万円
納期
※仕様、ロット数により納期は変わります。お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
<貼り箱×ブランディング×体験デザイン> ブランドには、商品のコンセプトやそれが生まれた背景(コンテクスト)、そして企業(メーカー)としての思いがあります。 私たちは貼り箱(はりばこ)を通して、ユーザーの「共感」を得られる"ブランドストーリー(物語)"を創ります。 シンプルで美しく、どこか艶っぽい。一般的なビジュアルのデザイン(意匠)ではなく、貼箱のサーフェイス(表面)を構成する「色、素材、仕上げ」の3つの要素(CMFデザイン)を活かしたパッケージ「貼箱」。 そして、パッケージとしての「バリュープロポジション(お客さまが買う理由)」を感じさせます。 私たちの貼り箱で感じる体験(UX:User Experience)、つまり「顧客が体験する」価値によって、本質としての "ブランド" の「強いメッセージ」を伝えることは有効なマーケティングであり、それは「売上げ」に直結します。 BRANDは企業の中にある暗黙知(それは伝統や遊び心の企業文化であったり、そこで働く人そのものかもしれない、言語化できない、つまり非言語領域)であり、それを「見える化」したカタチ(パッケージ)で商品を包んであげる。
企業情報
貼箱を通してブランドをプロデュース (顧客の求める新しい価値創造) そもそもブランドとは、牧場で飼育している自分の牛に「それが自分の牛」だとわかるように、焼印を押したことが由来です。 自分の牛と他の牧場の牛を、見分けるためのものです。 ブランディングとは、自社と他社の企業自体もしくはその製品やサービスを区分して差異化させること。 つまり、自分たちは他の企業とは明確な違いがあり、独自性(オリジナリティ)があることを見えるカタチにすることです。 そのためには、ロゴをつくるとかパッケージをカッコよくするなど単なる見た目(デザイン)をよくするのではなく、企業や商品のコンセプトなどもっと本質的なことをデザイン(見える化)していくことです。 弊社は、商品パッケージとして貼箱を企画・製作する会社です。 モノとしては「貼箱」という目にも見えるものをつくっていますが、私たちの本当のミッションは貼箱を通してお客様の「ブランド価値を高める」というコトです。 貼箱を通したブランディング、つまり貼箱ブランディングをプロデュース(顧客の求める新しい価値創造)する仕事です。