接合できない高級金属を火薬の力で接合可能
爆発圧着とは、二種類の金属を爆発力によって高速で衝突させ、金属同士を結合させる加工法です。俗に爆着と呼ばれます。 火薬は点火されたあと、そのときに発生した大きな圧力が、原子レベルでお互いをくっつけます。 結合面は波状になるので、接触面が広くなり、非常に強い結合になります。 爆着のよい点は、何種類もの金属をくっつけることができることです。 爆発圧着は溶接などと違い、材料同士が冷間で接着されるため材料同士が熱で変化しないというメリットがあります。特に物性に大差のある金属間での圧着が可能です。 爆発圧着法では、従来の溶接などで接合不可能な金属をきわめて強固に接合することが出来ます。例えばチタンと鉄や銅とアルミニウムの場合などに適しています。 研究開発的な試作も行えます。ステンレス、ニッケル、チタン、アルミニウムなど多層の圧着が可能です。 爆着後の圧延も可能です。 ※詳しくはお問い合わせください。
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基本情報
【加工の組み合わせ材料】 ・異種金属と絶対に溶接不可能なチタンと鉄 ・合わせ材が非常に高価で母材と組み合わせて材料費を削減するニッケルと鉄 ・電気電導度を高めるためのアルミニウムと純銅 ・融点の差が大きいアルミニウムとタンタル ・外部からのステンレスへのSCCを防ぐために内部ステンレスと外部鉄熱膨張の差が大きいチタンとステンレス ・硬度の差が大きいステライト6Bと鋼 ・メッキが困難とされるチタンやジルコニウムなどに金や銅のメッキ ※詳しくはお問い合わせください。
価格情報
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企業情報
弊社は現在、再生エネルギーによる水素製造装置の設計・施工を行っています。 今後のエネルギー対策の一環として、電気は再生エネルギー(太陽光、風力発電、地熱発電など)を利用し、純粋な水素を取り出します。 利用先は水素自動車の燃料電池等の開発に向けられます。2015年からは実際に水素自動車が販売されています。 排気ガスは水蒸気であり、完璧な無公害車が完成いたします。開発当初はかなりの開発費がかかりますが、将来性のある技術です。 また、イープランはイオン交換膜電解槽の設計・製作についての知識は世界の中でも秀でいていると自負しております。 構造設計はもちろん、材料調達から、チタンと異種金属の接合方法や高級金属の精密板金加工、 チタンやニッケルの溶接技術、電解槽の応力解析などを品質管理・海外輸出梱包までふくめてトータルで一貫して請け負って品質保証をいたしております。