ファインセラミックスにはサブミクロン領域の微粉体が必要である。 「平均粒径3μのシリカパウダー」
マイクロシリカパウダーCFP-M3のご案内、従来のセラミックスが数十μm程度の粒子を焼結して作られていたのに対して、ファインセラミックスでは 1. 焼結体の粒子でも数μ程度まで小さくなった 2. 寸法精度が向上した 3. 薄膜、繊維状、微粒子などが製造可能になった 4. 多孔体も細孔径制御が精密に行われるようになった このことがファインセラミックスの技術範囲が広くなったことが特徴である。同じ材料でも形態が異なれば、機能が異なり、従って用途も異なり、拡大する、ファインセラミックスと伝統的セラミックスとの大きな差異の一つには、天然に産出する原料に人工的な処理をどの程度施しているかにある。それ故に、ファインセラミックスの研究は、出発原料粉末の合成研究、微細粉末(ファインパウダー)の研究から始まる、といっても過言でない。高性能のファインセラミックス焼結体を得るために、原料に要求される一般的な特性は次のようにいわれる。 ・微粒子であること、 ・粒子の凝集がないこと、 ・粒子分布が狭いこと(粒子径がそろっていること) ・異方性の小さい粒子形状(球状)であること、 ・化学的に高純度であること、
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これらの特性の必要性は焼結方法によっても異なるが、難焼結性の窒化物や炭化物の場合には、特に重要である。 さらに高密度の焼結体を得るためには、高密度の成形体を得ることが好ましく、そのため成形性の良いことも必要条件である。ファインセラミックス製造用の原料粉末は、上記の条件を満足すべく気相、液相、固相の反応により合成され、必要により精製される。粒度の微粉化に関しては、大きな粒子を粉砕する方法と、最初から微粉末を合成する方法がある。 代表的なファインセラミックス粉末について、その焼結体の微構造や欠陥は、原料粉末の組成(純度、不純物の種類・含有量)、結晶構造、粒径・粒径分布、粒子形状、表面形状(化学的、物理的)などの一次粒子特性の影響を強く受ける。 それと同時に粒子集合体の性質や分散系の性質も重要である。そのため、セラミックス原料は、原料調整としてしばしば粉砕処理が行われる。 ファインセラミックスの場合は、サブミクロン領域の微粉砕が必要である。
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ファインセラミックス全般
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当社は、80余年の歴史を持つ窯業原料製造販売会社です。 やきものの故郷である愛知県瀬戸市近辺には、陶磁器に最適な陶土とガラスの主原料である良質な珪砂が大量に埋蔵されていました。この珪砂を洗い、砕き、不要分を取り除き、粒の大きさを揃える等、お客様の要望に応える形に整えて供給する事を主業務とし、加えて愛知県北東部の長石をガラス原料として利用する加工技術の開発に成功しました