ほぼ均質な形状・大きさの三次元細胞塊(スフェロイド)を簡単に培養できます。約1ヵ月の長期培養により分化誘導が可能。使い方も簡単。
三次元細胞塊(スフェロイド・胚様体)培養・分化誘導マイクロプレート「TASCL」(タスクル)は、弊社独自の微細加工技術と表面処理技術によって開発されました。 特長は、ほぼ均質な形状・大きさの細胞塊を一度に大量培養できることと、約1ヵ月の長期培養により分化誘導が可能なことです。 TASCL上で細胞の顕微鏡観察も可能です。培地交換が容易にでき、培地交換に伴う細胞へのダメージも軽減します。器材や培地・試薬のトータルコストも安く済みます。
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基本情報
使い方は簡単で、細胞懸濁液を上から播種するだけ(遠心不要)で、各ウェルに細胞が沈降します。先端は鋭利で細胞が滞りません。底の方が狭くなる斜めの構造で、このウェルの中で細胞塊が培養されます。底は貫通しており、付属のカルチャーインサートの上で用いると、ガスや培地が循環し、細胞の状態を良好に保ちます。 1セットには、6穴プレートにカルチャーインサート6個とTASCL6個が装着されています。TASCLには防タンパク質付着処理(製造から1年間有効)が施され、全体を滅菌してパッケージ。開封してそのままお使いいただけます。 2024年2月から販売を再開しました。
価格情報
オープン価格(お問い合わせください)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
【クラスター培養確認済み】 ■ヒトiPS細胞 ■ヒト脂肪由来幹細胞 ■マウスES細胞 ■マウス脂肪由来幹細胞 ■マウス肝細胞 ■HepG2細胞 ■NIB6細胞 など ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせ下さい。
詳細情報
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TASCLで培養した細胞塊
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TASCLで培養した細胞塊(蛍光Q-dot)
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TASCLで細胞塊を培養し回収してV-Bottomの容器に入れた状態(24時間後)
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TASCLで細胞塊を培養し回収してV-Bottomの容器に入れた状態(24時間後)(蛍光Q-dot)
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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TASCL1000ウェル | ウェル数 1020 ウェル上部 500μm×500μm ウェル底部 250μm×250μm ウェル高さ 500μm 1ウェルあたりの培養細胞数の目安 500~3,000個 価格:オープン価格(お問い合わせください) |
TASCL600ウェル | ウェル数 621 ウェル上部 650μm×650μm ウェル底部 400μm×400μm ウェル高さ 500μm 1ウェルあたりの培養細胞数の目安 2,000~10,000個 価格:オープン価格(お問い合わせください) |
カタログ(1)
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企業情報
株式会社シムスバイオは、細胞クラスター大量培養デバイス「TASCL(タスクル)」の製造販売と、医療施設向け再生医療導入支援サービスを提供しています。