単3乾電池駆動小型X線装置の技術を応用して、高感度・高精細フラットパネル検出器の組み合わせて開発した小型X線検査装置です。
この小型X線検査装置は、X線発生部と検査用筐体から成っている。 その筐体サイズは270X270X180mmで、重さは20kgと一人でも移動可能な装置となっている。各種の対象物を検査でき、検査対象物の幅が広がった。実際、筐体の中には、幅260mmX奥行き80mmX高さ170mmサイズの対象物まで入れられるように製作されている。筐体の中にはフラットパネル検出器を内蔵し、装置の操作&画像表示にはPCを使用する。X線発生部は、前面の制御パネルで管電圧、パルス幅、パルス数の撮影条件の調整ができる。この装置はX線発生部と対象物を入れる筐体を一体化すると、全体が鉛遮蔽により、X線の漏えいを0.6μSv/h以下に抑えられる。これにより、X線作業主任者資格なしで、X線検査が可能になり、安全かつ小型の汎用的X線検査装置として、大学や研究室、企業で使用することができる。 特徴:簡単操作、小型、放射線量少量、即時撮影可能、即時試験結果表示可能、X線作業主任者資格不要
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基本情報
X線発生部の仕様 管電圧:70~120kV 管電流:最大3mA X線管:冷陰極式 X線管寿命:100万以上ショット(100msパルス幅) 実効焦点サイズ:1mm 筐体サイズ:W270×H270×D180mm 装置重量:20kg 電源:リチウムイオンバッテリ 動作温度:0~40℃ フラットパネル検出器の仕様 フラットパネル検出器:CMOSイメージセンサ 検出エリア:102mm×153mm ピクセル:1032×1548 ピクセルサイズ:99μm フレームレート:最大32fps 重量:約3.5kg 全体サイズ:150×200×35mm
価格帯
納期
用途/実績例
オフィスや研究用の様々な小型部品を随時検査できる小型装置
企業情報
つくばテクノロジー株式会社は 非破壊検査装置の開発・製造・販売をおこなっております ・レーザー超音波可視化検査裝置 ・小型X線検査装置 ・小型超音波C-Scan検査装置 ・放射線計測関連機器