【カタログ進呈】血中での酵素耐性の向上及び毒性軽減が期待できる“HDO技術”
当社では、キャリアー鎖にリガンドを結合することで、アクティブ鎖を 疾患部位に選択的に届けることができ、高い薬効が期待できる 『ヘテロ2本鎖核酸(HDO)』を扱っております。 HDOは2本鎖の構造をとるため、本質的に安定しております。 薬効部分であるアクティブ鎖への化学修飾を回避し、 毒性を低減可能です。 【特長】 ■アクティブ鎖を疾患部位に選択的に届け高い薬効が得られる ■化学修飾を回避し毒性を低減 ■物質的に安定的な構造となり血中での酵素耐性が向上 ■予期しない薬効が生じる可能性が低い ■キャリアー鎖に結合するリガンドの位置や数を自由に選択可能 ■HDO技術は、武田薬品工業(株)、Ionis Pharmaceuticals(米国)、(株)日本触媒、(株)ニッポンジーンマテリアルに対しライセンス供与されている技術です。 ■HDO技術は複数の登録特許でカバーされている技術ですので、安心してご使用いただけます。 ■HDO技術を使用した創薬研究を弊社との共同研究で行っていただくことも可能です。 ※詳細はPDFダウンロードいただくかお問合せください。
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基本情報
【HDOの作用機序】 ■Step1 →細胞内に取り込まれたHDOは、RNaseH(酵素)によって キャリアー鎖(RNA鎖)が切断されます。 ■Step2 →切断後に残ったアクティブ鎖(DNA鎖)が、ターゲットである mRNAと結合します。 ■Step3 →アクティブ鎖(DNA鎖)がmRNAと結合することで、 再びDNA/RNAの構造となり、RNaseHによって、ターゲットである mRNAが切断されます。 ■Step4 →mRNAが切断されることで、mRNAの発現が抑制され、 薬効が発揮されます。 ※RNase H は、DNA/RNAで構成される2本鎖のうち、RNAを切断する性質を有する。 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
当社は次の2つのシーズを保有しております: ・IHH遺伝子の発現を調節するNASH治療薬(early seed) ・ZIC5遺伝子の発現を調節する腫瘍細胞の悪性化抑制剤及びメラノーマ治療薬(early seed)
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レナセラピューティクス株式会社は、プラットフォーム型の ビジネスモデルを通じて、新しい核酸医薬品の創製を目指しています。 自社で創薬研究した開発薬を製薬企業等に導出し対価を得る ビジネスモデル(いわゆるパイプライン型)ではなく、創薬研究の段階から 製薬企業等と提携し、製薬企業等と共に開発薬を開発するビジネスモデルを 展開しております。