高精度を実現するために有効な基準である幾何公差の特性についてご紹介
お客様のご要望通りの製造・加工を行うためには、ご要望を形にするための 設計+その設計を忠実に実現する高精度の技術が求められます。 設計に対して忠実に加工が行われているかどうかを判断する基準の1つ として有効なものが、幾何公差で設定されている特性です。 幾何公差は「形状」「姿勢」「位置」「振れ」という4つの部門に分かれ、 19種類の特性が設定されています。 【形状の公差】※幾何学的な形状の正確さを示します。 ■真直度 ・加工品の中心、母線など直線として正確であるか ■平面度 ・加工品の面が平面であるか、起伏がないか ■真円度 ・加工品の円形部分に対する丸みが円として正確か ・軸部分や円錐状の加工品など ■円筒度 ・円柱状の加工品において、円柱の精度を示す度合 ■線の輪郭度 ・加工品の輪郭を示す線の部分における、歪みの少なさ ■面の輪郭度 ・加工品の輪郭を示す面の部分における、歪みの少なさ ※詳しくは外部リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【姿勢の公差】※データム(許容範囲内の誤差)に対する姿勢の正確さを示します。 ■直角度…90度にどれだけ近いか ■平行度…平行の正確さを示す度合 ■傾斜度…加工品に90度以外の角度である傾斜が指定されている場合、傾斜はどれだけ正確か ■線の輪郭度・面の輪郭度…形状の公差と同様 【位置の公差】※データム(許容範囲内の誤差)に対する位置の正確さを示します。 ■位置度…加工品の各部位における位置の正確さ ■同心度…円筒状の加工品などの場合において、同心円の正確さ ■同軸度…円筒状の加工品などの場合において、円の軸にあたる部分がどの程度一致しているか ■対称度…複数の立方体が組み合わせられている加工品などの場合において、それぞれの立方体を2等分した断面がどの程度一致しているか ■線の輪郭度・面の輪郭度…形状の公差、姿勢の公差と同様 【振れの公差】 ■円周振れ…部品を1回転させた場合における表面の一部に許されるブレの度合 ■全振れ…部品を1回転させた場合における表面の全部に許されるブレの度合 ※詳しくは外部リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
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企業情報
株式会社ロングパーツは、主に⻑尺加⼯を得意とし「納期の厳守」と「品質の向上」をモットーとしてご要望どおりの短納期で提供できる体制づくりに努めています。 急ぎの受注がきた場合でも一時的に複数の機械をその製造に充てることにより納期内での製造・納品が可能。 また、ロングパーツは様々な形状、要望にもお応えできるよう設備投資と技術革新を追求しております。ぜひお気軽にご相談ください。