糸の物性や染めを安定させ、強く、風合いのある糸に
当社では、原糸に加工を施し、天然繊維のウールに似た風合いを持たせる 仮撚加工を行っております。 加工する前の合成繊維の原糸は、物性的に不安定な状態です。 その原糸に仮撚加工を施し、ふんわりして捲縮性のある糸などをつくります。 【利点】 ■風合いを良くする ・つかみやすくなる、厚みがでる など ■染めやすくする ・色ムラがなくなる、糸内部に染料が入りやすくなる ■糸の強度が増す ・やぶれにくくなる ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【加工工程】 ■糸の強度や太さが安定していない原糸を、熱を加えながら引っ張り、 仮撚り加工をかける。 加工前の原糸は糸の内部に無数並ぶに「結晶」の向きや大きさ、 間隔がそろっていない不安定な状態にあります。 この原糸に熱を加え、均一にひっぱり仮撚加工を施すことで、 「結晶」の向きや間隔が均一になり、糸の太さや強度が同じ 「物性的に安定した糸」になります。 これにより、糸の物性や染めが均一化し、強く、風合いのある糸ができます。 「人」の仕事は、この世界各地から入ってくる、太さや強さの異なる 不安定な原糸の性質を調べ、糸に加える温度や加工スピードを調整し、 機械の設定を決めることです。 新鋭の機械の実力を十分に引き出すには、人間の知恵と工夫が必要なのです。 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせください。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は昭和26年創業以来、繊維ひとすじに歩んでまいりました。 日本でいち早くスイス製の先進織機を導入。オイルショック後、織布業から 仮より専業に(糸加工)転換、設備更新については商社やメーカーに頼らない 独立独歩の姿勢を貫いております。