往復振動なのでゴミや草などの漂流物が絡みにくい。水深の浅い河川でも発電が可能。外部電源不要で低コストの流速計として洪水予測。
Hydro-VENUSは頑丈な振り子をゆっくりと振動させて発電。プロペラに比べてシンプルな形状で高強度,ごみや草などを巻き込みにくい。 流速に応じて発電量が変化する原理を利用して流速計として使用可能。自身が発電機なので外部電源を必要としないため低コスト,振り子の振幅をさえれば水深の浅い河川や水路でも効率的に発電が可能。河川管理用の流速計や水位計が設置されていない中小河川にも多数配備し,それらの流速データにAIを援用することで,広域的な洪水予測を行うシステムとして開発中。 【特長】 ■シンプルな構造設計で製作しやすいため製造コストが安い ■振り子構造は壊れにくく維持管理も行いやすい ■従来よりも圧倒的に低コストの河川管理用の流速計を実現 ■流速ビッグデータを用いたAIによる水害予測システムを開発中 ※詳しくはお問い合わせいただくかPDFをダウンロードしてご覧ください。
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基本情報
Hydrokinetic Vortex Energy Utilization System(流体動学に基づく渦エネルギー活用システム)の頭文字をとってHydro-VENUSと読んでいます。 流体励起振動により発電機を駆動する原理。振動だけでなく,プロペラのように回転させることも可能。水深の深い場所では回転させて発電,水深の浅い場所や狭小な場所では小さく振動させて発電。回転の場合は,正逆両方向に回転可能という特異な性質を有しており,回転の自由度が高く,高い稼働率を実現。
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岡山大学の研究から生まれた振り子式水流発電 Hydro-VENUS(Hydrokinetic Vortex ENergy Utilization System)を実用化するため、株式会社ハイドロヴィーナスを設立致しました。 身の回りの河川や水路,海を流れる潮流や海流などの水の流れで振り子を振動させ、発電する世界初の方式です。風力発電などで見られる従来のプロペラ回転方式のように回転させることも可能です。回転型の場合、正逆両方向に回転可能という特異な特徴を持ち、草などが絡みにくいため小水力発電などに適しています。 現在,流速に応じて発電量が変化する原理を用いた流速計を開発中。自身が発電機なので外部電源不要の低コストの流速計を実現。水深の浅い河川でも発電できるため,これまで水位計や流速計が配備されていない中小河川にも設置可能。設置したHydro-VENUS流速計のデータから,AIを援用して洪水予測を行うシステムも開発中。