小型化によりイニシャルコストが半減!全溶接プレート式熱交換器『XPプレート』への置き換え例を紹介。
COG精製BTX分離回収プロセスを紹介します。 8パス42mのチューブが1パス2.4mのプレートに置換された例では、低温の 回収油は熱回収により143℃まで予熱されていますが、BTX成分の放出を効率 よく行うため最終的に165℃程度まで昇温する必要があります。 たった22℃と思われるかもしれませんが、ガスヒーターのエネルギーコストは 非常に大きな物となります。 さらに、チューブ式からXPプレートへの置き換えにおいては流路が大幅に短く なることから圧力損失の削減が期待されます。 試算では2基のチューブから1基のXPプレートに置き換える事で圧力損失が100kPa ほど軽減されるため、年間で46.2MWh、電力単価を10円/kWhとすると46万円 の省エネ効果が得られるとの結果になっています。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【事例】 ■チューブ式熱交換器 伝熱性能の確保に非常に長いチューブが必要 機器が大きく、広い設置スペースが必要 ■XPプレート チューブ式と同じ交換熱量で伝熱面積を最大で60 %の削減が可能 機器容積は最大で1/10 程度まで縮小可能 小型化によりイニシャルコストが半減 ※詳細はご使用条件ごとに異なります詳しくはお問い合わせください ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社は究極の再生可能エネルギーともいえる『海洋温度差発電』の技術開発に取り組んでおり、長年培ってきたこれらの技術は海洋温度差発電の実現のためだけでなく、工場などから発生する比較的温度が低い産業排熱や、温泉熱などを用いて発電する技術として、更には発電以外にも様々な産業用途の熱交換器として用いられています。 当社の技術の中心は、温度差発電システムに関するプロセスエンジニアリングと、同システムを構成する最も重要な機器である熱交換器の設計・製造にあります。海洋温度差発電の実用化を目指して独自に開発をしてきた熱交換器:XPプレートは従来製品とは全く異なる全溶接構造のプレート式熱交換器で、その卓越した製造技術とともに数多くの特許を取得しています。 シンプルでストレートな流路を持つXPプレートは流体の流れが非常にスムースである事から、これまで諦めて捨てられていた固形物を含み詰まりやすい流体やボリュームが大きく高速で流す必要があるガス体などから効率よく熱エネルギーを回収する小型コンパクトな装置として注目を集めています。