アミン溶液による劣化の可能性が指摘されるガスケットを使用しない全溶接プレート式熱交換器でメンテナンス間隔の大幅な延長が可能に!
CCSプラントCO2回収の導入事例を紹介します。 二酸化炭素の回収と貯留を目的とするCCSプラントで使用されるアミン溶液は、 ゴムとの相性が悪い上に高温での使用となるため、プレート式熱交換器の ガスケットの傷みが早い事が課題となっています。 そこで、アミン溶液による劣化の可能性が指摘されるゴムガスケットを使用 しない「XPプレート」へ置き換え。 全溶接式の熱交換器に変えることでメンテナンス間隔の大幅な延長が可能と なります。 【全溶接プレートのメリット】 ■チューブ式に比べると圧倒的にコンパクト ■アミンによる劣化の心配があるガスケットを使用しない ■流体の出入口に狭隘部のないシンプルな流路 ■高流速の設計が可能となるため汚れが抑制できる ■万が一の汚れについてはその場で薬液洗浄が可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【専用ガスケットプレートの限界】 ■アミン溶液は、ゴムとの相性が悪い上に高温での使用となるため、 プレート式熱交換器のガスケットの傷みが早い事が課題となっている ■耐液性と耐熱性を向上させた新型ガスケットでも 心臓部となる大型熱交換器の定期的なガスケット交換が避けられない状況となっている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社は究極の再生可能エネルギーともいえる『海洋温度差発電』の技術開発に取り組んでおり、長年培ってきたこれらの技術は海洋温度差発電の実現のためだけでなく、工場などから発生する比較的温度が低い産業排熱や、温泉熱などを用いて発電する技術として、更には発電以外にも様々な産業用途の熱交換器として用いられています。 当社の技術の中心は、温度差発電システムに関するプロセスエンジニアリングと、同システムを構成する最も重要な機器である熱交換器の設計・製造にあります。海洋温度差発電の実用化を目指して独自に開発をしてきた熱交換器:XPプレートは従来製品とは全く異なる全溶接構造のプレート式熱交換器で、その卓越した製造技術とともに数多くの特許を取得しています。 シンプルでストレートな流路を持つXPプレートは流体の流れが非常にスムースである事から、これまで諦めて捨てられていた固形物を含み詰まりやすい流体やボリュームが大きく高速で流す必要があるガス体などから効率よく熱エネルギーを回収する小型コンパクトな装置として注目を集めています。