当方法は受託分析・試験になり、何層も塗り重ねた塗装膜の耐久性を「層の強さ」や「界面の強さ」としてMSE試験で測定が可能!
塗装やコーティングの技術はものすごく進化して材料やプロセスの情報があふれています。 しかし開発や採用側は多すぎる情報に振り回されて選択に困っておられるとお聞きします。 当方法は、受託分析・試験分析であり、自分で測ってしまえば済むことですが、 問題は欲しい情報が得られる試験法を選ぶこと自体が大変であるとのこと。 機械的特性(強さ)に限れば、知りたい情報の一つは多層になった膜の 表面から基材(生地)までの連続した強さ及び分布状態で、 もう一つは硬さと脆さ、すなわち擦り傷耐性と衝撃耐性の 2面性の性格をあらわにすることになります。 【MSE試験でできること】 ・表面から基材まで連続して精密な強さ分布を測れます。 →何層であろうとも各層の単独強さや界面強さが判り、 各層がどのような強さで連続しているかの断面プロフィールが 手に取るようにわかります。 ・硬さ(ヤング率)と靭性(脆さ)の性格を浮き彫りにすることができる。 従来の試験概念を変えた新しい発想のMSE試験をお試しください。 開発や選択に大きく役立つ情報を提供できることをお約束します。
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基本情報
【開発の目的】 MSE試験は材料表面の精密な機械的特性(強さ分野)を計測するために開発された技術で、福井大学との産学連携から生まれた試験法です。 【技術】 微小粒子を大量に投射して試験片を精密に削る(破壊)現象を使って強さを測っています。この結果、材料の表面から削りながら、その深さの時点時点の強さ計測を可能にし、表面から内部までの連続した強さ分布を取得するという新たな効果を生み出しました。 【取得できる情報】 1.エロージョンプロファイル進行図 エロージョン痕を投射毎にプロファイル計測したデータを重ね合わせ表示し深さ方向の変化を可視化したもの。 2.エロージョン進行グラフ エロージョン痕の形状プロファイルから深さを算出して投射累計粒子量と深さの関係を示したグラフ。 3.エロ―ジョン率分布グラフ 深さ方向のエロージョン率(強さ)のほぼ連続した情報が得られるぐグラフ。 4.MSEマップ 材料の強さをヤング率モードと脆性モードで数値化して比較検討や開発傾向を確認する目的で作られた情報。 ※各種材料の試験事例公開中です。カタログからご覧ください。
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用途/実績例
■研究開発のランクアップ ・材料配合と強さの高速スクリーニング ・プロセス条件と強さの高速スクリーニング ・強さ分布と分析データとの合せ技による高度の解析 ・各種材料及び開発材料の強さ比較 ・多層膜や傾斜膜である場合の膜強さ、さらに界面強さの特定 ■製造プロセス・品質保証のランクアップ ・プロセス条件と強さの関係から最適条件を導き出す ・エロージョン痕プロファイルからの欠陥や不良の特定 ・安定した品質と低不良率の実現 ・受け入れ検査時の品質基準の高精度化 ・情報量の多い試験データが品質保証の安全と信頼を高度化 ■劣化・変質の特定 ・環境試験後の強度(強さ)低下量の取得 ・実環境劣化後の強度(強さ)低下量の取得 ・表面からの劣化、内部の劣化、全体劣化のパターンを俊別 ・時系列データの取得から残存寿命の推定
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パラダイムシフトという大きな潮流の中、創造性あふれる研究開発によって、私達の社会に、新たな驚き~価値や技術、次なる効率や品質~を提案し、新たな驚き、そのすべてを世界へと広げ、“ ものづくり”、“コト作り”の大きなネットワークを創造することを目標としています。産業立県・新潟を代表する都市・長岡から世界を覆う、ものづくりのネットワークを広げていきたいと思います。