これまで装置を停止させなければ測定できなかった三相モータの絶縁抵抗値を稼働させたまま測定できる革新的な製品です。
CPS-MM-LCは、データ収集・Webモニタリング機能を内蔵したCPUモジュール (M2Mコントローラ 型式: CPS-MCS341-DS1-131 など) と組み合わせで使用します。ポンプ、コンプレッサ、空調ファン、金属加工機や搬送機器などの既存設備の三相モータ(誘導電動機)の電路に付属の専用ZCT(零相変流器)を取り付ければ、設備保全用の常時監視装置として、すぐにご活用いただけます。 モータの点検は、設備の停止を伴うため計画に基づいて定期的に行うのが一般的で、突然のモータ故障を事前に予測することは困難です。また、インバータを利用している設備では、点検の際にモータの配線を切り離す必要がありました。 CPS-MM-LCは、動作中の三相モータの絶縁抵抗が測定できるため、設備を停止させて点検にまわる必要がなくなります。保全の業務を常時監視のデータを閲覧するスタイルに変革し、業務効率を大幅に効率化するだけでなく、設備故障を未然に防ぐことで稼働率の向上が図れます。また、機器の発熱や感電の危険が高いとされる絶縁抵抗成分(I0r)の値を直接監視できるため、安全管理の観点からも有用です。
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基本情報
【主な機能】 ■測定チャネル数 : 1ch ■測定対象電路 : 電源モード, インバータモード ■ZCT内径 : Φ25mm ■測定電圧範囲 : 相電圧10VAC~600VAC ■測定電流範囲 : 0~1A(電源), 0~100mA(インバータ) ■分解能:0.001mA ■測定絶縁抵抗範囲 : 1,000MΩ 未満 ■使用コネクタ:1x 7.62mmピッチ 4-pin 2ピース端子台
価格情報
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納期
用途/実績例
ビルのポンプ設備・立体駐車場・工場の設備・水処理施設・FA工場のポンプ等幅広い分野で使用されている三相モーターやインバータの絶縁劣化の早期発見に貢献可能です。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
---|---|
CPS-MM-LC | 絶縁劣化監視 CONPROSYS I/Oモジュール / 漏電測定 1ch (0.001mA単位) / バス絶縁 |
カタログ(3)
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1975年4月設立。 エレクトロニクスおよび情報関連分野でグローバルに事業を展開、あらゆる分野のオートメーションシステムにPC(パソコン)技術を活用した世界的パイオニア企業として、コンポーネント製品の提供とシステムインテグレーション技術でグローバル社会に貢献しております。 電子機器の総合メーカーとして高品位な産業用パソコン・拡張ボード・ネットワーク機器・ソフトウェアなどのコンポーネント製品を豊富に取り揃え、独創的な先進コア技術でお客様のご要望に応じたOEM/ODMやカスタマイズにも対応。 また、通信サービスやシステム機器を組み合わせた業種別システムパッケージを用意、トータルソリューションベンダーとして常にお客様視点の製品開発・サービス提供に努めております。