指向性を持たせることが可能なため、狙い通りの温度分布を作り出すのに非常に有効です!
プラチナリフレクターをご存知ですか? その名のとおり、「白金反射板」です。 プラチナリフレクターとは、耐熱合金上にプラチナ膜を貼付したもので、 800℃の雰囲気で使用可能です。 従来の耐熱合金の反射板は500℃の使用が限度だったのに対し、 表面に白金の薄膜をコーティングすることで、 800℃の高耐熱性を実現しております。 【プラチナリフレクターの特徴】 1. 常用800℃の耐熱性 プラチナと耐熱金属の中間層に反応する成分を防止するための 特殊材料を使用することにより、常用800℃の耐熱性が実現可能 2. 低コストを実現 プラチナ箔を使用することにより、蒸着やメッキ加工よりも 安価となり、低コストを実現 3. 繊細な温度分布を実現 指向性を持たせることが可能なため、狙い通りの 温度分布を作り出すのに非常に有効 4. 衝撃に強い構造 耐熱金属状上に反射膜があるため、従来の石英ガラス上の 反射板に比べ、衝撃に強い構造となっている
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【他 特徴】 5. 加工性のよさ 加工性がよく、様々な形状にも簡単かつフレキシブルに 対応が可能です。 6. 省エネ化 炉壁に使用することで断熱効率が上がり、断熱材を低減できる ため、炉のスリム化が可能となり、省エネ化が実現できます。 プラチナリフレクターを使用することにより、 ・ヒータからの熱線に指向性を持たせ、御希望の温度分布を 作り出すのに有効です。 ・炉内の熱放射効率を高めることで急激な昇温・降温が 可能となり、省エネにつながります。 白金なんて貼付できるの?という疑問もおありだと思います。 そこは、白金の薄膜が下地の合金と化学反応を起こさないよう、 特殊な技術でコートしております。 今後、自動車関連や、太陽電池、フラットパネルの ガラス用ヒータなどにも設置が見込まれています。
価格帯
納期
用途/実績例
■セラミックファイバーヒータ 研究用から、一般工業用まで使えるマルチヒータ。 炉内1200℃まで対応できます。 ■金属フレームヒータ クリーンな環境に対応。炉内温度900℃まで対応できます。 ■熱風発生装置 電気式で1000℃&1Nm3/min を同時達成しました。 ■レンガ・碍子製品 幅広い用途で使用できる耐火レンガ、碍子製品です。
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(1)
企業情報
1891年の創業以来、耐火物専門メーカとして歩みを進め、現在も電気炉用耐火レンガや碍子の製造をしています。 現在の主な製品は工業用電熱ヒータで、昇降温の激しい過酷な環境で稼働する電気炉用ヒータの設計・製造を得意とし、オーダーメイドで製作しています。金属発熱体を用いて、炉内温度を1200℃までに対応した電気炉用ヒータで、鉄の浸炭処理や焼入れ、焼き戻し処理、ガラスの曲げ加工を目的とした炉に使用されています。 また、新製品として、金属発熱体加工技術、セラミック碍子製作技術を組み合わせて熱風発生装置の開発、製品化に成功しました。お客様の悩みや課題には徹底的に向き合い、解決するまでとことん付き合うことをモットーとしています。 125年以上の歴史と実績で培われた技術やノウハウを基に、熱に関するあらゆる相談に対応いたします。