モーター巻線の検査が変わる。1ターンショートから、ローター組み付け状態で不良検出!
印加電圧を最大4200Vまで引き上げ、ST4030はST4030Aとして生まれ変わりました! ●応答波形を数値化することで1ターンショートが分かる ●LC・RC値による判定なら、ローター組み付け状態でインパルス試験が可能 ●放電検出機能(オプション)で擬似ショートを高精度に検出 ●波形の微妙な変化を捉えて逃さない、高速サンプリング×高分解能×波形長 ●印加電圧のばらつきを抑えて、不良品検出精度の良さを実現 ●規格で求められる絶縁破壊電圧試験(BDV)にも対応
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基本情報
●応答波形の数値化で1ターンショートが分かる 従来のインパルス試験(レイヤーショート試験)では、指定したA-Bカーソル区間の「マスター波形」と「試験波形」の面積差を算出して良否判定していました。 ST4030Aでは、応答波形を数値化することで、面積差では判定困難な不良を良品、不良品エリアとして判定することができます。 ※検出できるモーターは、カタログ最終ページ仕様の「試験可能インダクタンス範囲」をご参照ください。ただし、試験条件や判定条件により判定可能な場合もありますので、デモ機での事前確認等、弊社までご相談ください。 ●ローター組み付け状態で試験が可能 ローターをモーターステーターに組み付けると浮遊容量が変化するため、従来の波形比較方式では試験ができませんでした。 応答波形を数値化したLC・RC値は、応答波形が変化しても良品と不良品で分布が異なるため、ローターを組み付けた状態でも判定エリアを設定して試験できます。 ●放電検出機能(オプション)で擬似ショートを高精度に検出 応答波形に現れる高周波成分のうち、波形全体に現れるノイズ成分を除去し、部分放電部分だけを抽出して判定します。
価格帯
納期
用途/実績例
モーター巻線のインパルス試験(レイヤーショート試験)
企業情報
長野県上田市の郊外、信州の鎌倉と呼ばれる塩田平の一角、市街を一望する緑豊かな丘にHIOKIはあります。全ての部門はここに集結し、開発、生産、販売・サービスが三位一体となり、世界に向けて計測の先進技術を提供しつづけています。企業が発展していくためには、私たち一人ひとりが自分の能力を最大限に発揮していくことと同時に、良き企業市民であることが必要です。私たちは「人間性の尊重」と「社会への貢献」という理念の具現化こそが企業の社会的責任であると考えています。そのために、私たちはそれぞれの社会的責任を自覚し、すべてのステークホルダーから信頼される人となるよう努力するとともに、高品質の製品と最高のサービスを提供できるよう、常にオンリーワンへの挑戦で高付加価値企業の創造を目指しています。