60年以上にわたって培ったブッス・ニーダーのユニークな連続混練技術を、プラスチックやゴムなど新製品の研究・開発に
多目的に使えるラボ用連続混練機MX30は、研究開発や加工プロセスの最適化検討、そして開発サンプルの製造に適したコンパクトサイズの連続混練装置です。特に、高充填の材料や温度及びせん断に敏感な材料のコンパウンドに最適な機能を持っています。 高い信頼性と長年の実績のあるブッス・ニーダーの基本的な機能を有する非常に使い勝手のよいラボ用混練機で、吐出量は5 kg/hから25 kg/hまで。加工プロセス部はモジュール化されていますので、実際の製造上のプロセス条件のほぼ全てを正確に追従することができます。 またバレルがヒンジにより2つに開閉できますので、簡単に内部にアクセスできクリーニングが簡単であるだけでなく、加工プロセスに沿って一つ一つのステップを評価することができます。
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基本情報
★300gのサンプル製作で代表データとして使用可能 ★最大 25 kg/h の吐出量 ★スクリューへの簡単アクセスとクリーニングが可能な分割式バレル ★緻密で正確な温度コントロール ★混練機能と押出機能を分離 ★コンパクトで使い易いレイアウト設計 ★操作性のよいタッチパネルによるコントロール ★加工プロセスを最適化するために様々なオプションを用意 • 添加剤の供給を複数回に分割可能 • エレメントに分けられたスクリュー構成 • スクリューの回転速度が可変 • 加熱/冷却ゾーンが独立 テクニカルデータ(混練機 MX 30) ・スクリュー有効長 22 L/D ・スクリュー径 30 mm ・スクリュー回転速度最大 800 rpm ・駆動電動機出力 11 kW ・温度範囲最高 280 °C (400 °Cまで対応のモデル有り) ・加熱システム 電気 ・加熱能力 11 kW ・冷却システム エア
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
塩化ビニルコンパウンド エンジニアリングプラスチック ケーブルコンパウンド 機能性材料コンパウンド 繊維強化プラスチック 熱硬化性プラスチック バイオプラスチック 熱可塑性エラストマー ゴムコンパウンド マスターバッチ
詳細情報
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MX30外観
カタログ(1)
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企業情報
スイスに本社を持つブッス社は、プラスチック・ゴムなど化学材料、食品などさまざまな混練工程において重要な役割を果たす連続混練押出機を、70年にわたり製造・販売しています。 ブッス社は単軸スクリューの往復動を使ったユニークな連続混練押出機を世界で初めて導入し、コ・ニーダー(Ko-Kneader)のブッスとして長年知られてきました。精度高い温度コントロールを求められ、せん断に敏感な材料を製造する顧客から絶大な信頼を得ています。これによって塩ビ(PVC)やプロピレン、PETの他、熱可塑性エラストマー、XLPE、難燃性ケーブル、マスターバッチ、粉体塗料、トナーなどさまざまな化学品製造現場で活躍しています。 グローバルな販売ネットワークとパートナーとともに、信頼性と効率性の高い技術と最高クラスのアフターサービスを提供しています。