プライベートクラウド型相対測位方式でセンチメートル精度を実現 HDT280向け 1周波GNSS補正情報配信サービス
RINQ (RTCM Internet Neo Query)は、弊社製品HDT280向けのGNSS補正情報配信サービスです。 HDT280をGNSS補正情報の配信ステーションとして利用でき、移動局側のHDT280は補正情報を使って高精度な1周波RTK測位が可能になります。 【特長】 ■基地局、移動局を簡単に設置。基地局、移動局共にHDT280とGNSSアンテナだけのシンプルな構成 ■HDT280内蔵の3G/LTE通信を使用するため、別途無線機などは不要。無線の干渉などを気にする必要がありません ■基地局HDT280 1台に対し、最大999台の移動局HDT280で測位可能 ■移動局HDT280では、最大2GNSS(GPS+GLONASS or GPS+BeiDou)が使用可能 ■補正情報の送受信には、アカサカテッククラウドサービスを使用 ■1周波RTK-GNSSの測位デ-タはNMEA0183として出力し、HDT280内で動作するAndroidアプリで利用可能 ■最大5HzでNMEAセンテンス(GGA, GNS, GSA, GSV, RMC, VTG, ZDA)の出力が可能
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基本情報
補正情報配信の利用で、より正確な位置情報で車両や可動設備を運用できるようになります。 1台の基地局を設置するだけで、多くの受信ユニットに配信が可能です。複数の基地局が不要となることで、従来よりも設備投資の削減を図ることができます。 【従来のネットワ-ク型測位との違い】 ■RINQを使用することで、基準点のアンテナと移動局のアンテナの装置間バイアスが相殺されます。 ■プライベ-トクラウド型のため、基地局側の設定を切り替えることで、BeiDouの補正情報が利用可能。 BeiDou衛星を使用することで、東アジア、東南アジア、インドでの利用可能衛星数が今後大幅に増加。 ※2018年内に12機の打ち上げ。2020年までに32機の打ち上げ予定が2017/3/6に正式発表 ■HTTPプロトコルのREST APIを採用したため、移動局の増加に対してクラウドサーバのスケ-ルアウトがシンプルで容易。
価格帯
納期
用途/実績例
■工事現場 設置した1台の基地局から複数の現場に(約10km以内)、あるいは同じ現場の複数の移動局(HDT280)に、補正波(補正情報)の WEB 配信が可能です。 ■列車運行 運行列車の現在位置を正確に把握します。オンタイム管理による、すばやい安全確認を実現します。 ■空港 ボーディングブリッジの自動接続などで、複数の基地局が不要になり、設備投資を削減できます。作業車両のオンタイム位置管理で、安全性と作業効率のアップにつながります。
企業情報
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