テーパ管内のフロートの位置によって決まる流通面積と通過する流量とは一定関係
上向きの傾斜をもつ測定管(通常テーパ管と称する)内に自由に昇降できる フロートを収め、それを適当な支持具で組立てたものが面積流量計です。 これに下方より上方へ流体(液体、気体、蒸気)を流すとフロートはその前後に 生ずる圧力差による力のために上ヘ押し上げられますが、フロートが上方へ 移動するにつれてフロートとテーパ管との間隙の流通面積が増加。 そのため、そこを通過する流体の速度が減り圧力差が減少して、 フロートはその有効重量と圧力差による力との均衡した位置で静止します。 この時のテーパ管内のフロートの位置によって決まる流通面積と通過する流量 とは一定関係にあるので、その位置を検出して流量を測定することができます。 【気体の密度(抜粋)】 <名称:密度 kg/m3(ntp) / 比重> ■亜酸化窒素:1.978 / 1.530 ■アセチレン:1.171 / 0.906 ■アルゴン:1.784 / 1.380 ■アンモニア:0.772 / 0.597 ■一酸化炭素:1.250 / 0.967 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。