お客様が実際に行われている設備や製品の改善として、ヒーターメーカーの貞徳舎で技術試験に取り組んでいる事例をご紹介!
【試験事例】 1、ガラス繊維有機物残存試験 ガラス繊維の製作上、どうしても必要となる有機物を 乾燥炉で焼き飛ばすということをされておりましたが、 当社の熱風発生装置を使用して効果的に焼き飛ばすことが できないかとの興味を持っていただきました。 何度かお話を伺ううちに、当社へ会社見学に来ていただく機会が実現し、 工場案内の一環で設備を稼働させて簡単なパターン試験を行いました。 事前にご連絡いただきましたら、設備の空き状況などを確認して 簡単な試験をしていただくことが可能です。 2.高温雰囲気下での表面温度の比較試験 お客様がご使用の設備では、ヒータの表面温度が高温になると 漏電の恐れがあるため、放熱効果を高めた仕様に変更して、 新旧ヒータを同条件で試験し、表面温度の測定・比較を行いました。 測定した結果は、放熱効果を高めたことで、ヒータ表面温度が 下がる傾向が確認されました。今回は、測定方法によっての温度差もあることから、 実炉測定に対しての測定方法という新たな課題を考える必要があり、現在挑戦中です。
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基本情報
【過去の試験事例】 ・セラミックファイバーヒータ関連 a:釉薬焼付試験(釉薬の融着均一化及び焼成時間短縮化試験) b:新旧比較試験 ・熱風発生装置関連 a:熱風による熱上げ試験 b:(耐久)評価試験 ヒータ試験を通じてお客様と意見交換を行いながら お客様のニーズに合わせた熱処理プロセスを御提案いたします。 是非、お気軽にご相談ください。 ※詳しくはPDFをダウンロード頂くかお問い合わせ下さい。
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企業情報
1891年の創業以来、耐火物専門メーカとして歩みを進め、現在も電気炉用耐火レンガや碍子の製造をしています。 現在の主な製品は工業用電熱ヒータで、昇降温の激しい過酷な環境で稼働する電気炉用ヒータの設計・製造を得意とし、オーダーメイドで製作しています。金属発熱体を用いて、炉内温度を1200℃までに対応した電気炉用ヒータで、鉄の浸炭処理や焼入れ、焼き戻し処理、ガラスの曲げ加工を目的とした炉に使用されています。 また、新製品として、金属発熱体加工技術、セラミック碍子製作技術を組み合わせて熱風発生装置の開発、製品化に成功しました。お客様の悩みや課題には徹底的に向き合い、解決するまでとことん付き合うことをモットーとしています。 125年以上の歴史と実績で培われた技術やノウハウを基に、熱に関するあらゆる相談に対応いたします。