膜研究には欠かせないガス透過率を測定する装置です。
本システムは、高分子膜または工業製品としての膜状物質の気体透過性を、ガスクロマトグラフ及びデータ処理部にて気体透過率として計測算出するシステムです。(JIS K7126準拠)
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基本情報
●加湿ガスも透過試験可能です。加湿はバブラーでバブリングさせます。 ●使用に応じて、差圧式(差圧法)、フロー式(等圧法)を製作致します。 ●パソコンでガス透過係数・ガス透過度・水蒸気透過度(透湿度)の演算、タイムシーケンスの設定、各物理量(温度・流量・圧力・湿度)のロギングを行います。 高分子膜の気体透過性は、その物質の組成構造に関連のある物性として、あるいは膜を工業製品(燃料電池、包装材料、容器など)として使用するときに、その性能に対し、大きな影響力を持っています。 本装置は、透過部(透過セル、恒温漕、湿度センサー、等)、ガス供給部(マスフローコントローラー、バブラー、温調器、等)、ガスクロマトグラフ(透過量の測定)、およびデータ処理部(パソコン、インテグレーター)から構成されています。 JIS K7126-1(K7126-2)に準じた方法で、検出器にガスクロマトグラフを使用するので、混合ガスも透過試験可能です(ガス種はご相談下さい)
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用途/実績例
高分子膜または工業製品としての膜状物質の気体透過性を、ガスクロマトグラフ及びデータ処理部にて気体透過率として計測算出するシステムです
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弊社は、システムガスクロマトグラフを中心にグリーンイノベーションに貢献する触媒評価装置や有機微量元素分析装置の開発を行うメーカーとして、23年の歴史を刻んでいます。 近年、世界中で脱炭素社会の実現が求められるなか、弊社は水素エネルギーやカーボンニュートラルなど、日本の長期的な課題であるエネルギー転換や地球環境の保護に貢献する分析装置や評価試験装置のさらなる研究開発に邁進しています。これからも、社会に価値を提供し続ける使命を胸に、革新的な技術と知見を活かし、持続可能な未来への道を切り拓いてまいります。