ウェットブラストにてエンプラやスーパーエンプラのメッキやコーティングの付着を劇的に強固にする
ウェットブラストの物理的処理で、難接着・耐薬品性の高いエンプラやスーパーエンプラの表面改質をおこない、コーティングやメッキなどの付着を劇的に強固にします。 ・ウェットブラストは、付着を阻害するごみや離型剤を除去するのはもちろんのこと、緻密な凹凸形成により表面積を増大させることにより密着性を向上させます。 ・密着性が上がる根拠は、濡れ性の向上とアンカー効果の2つあります。表面の薄皮一枚はぎとることにより新生面を露出させ濡れ性を向上させます。又その際に研磨材にて生成された微細な凹凸が物理的なアンカー効果となり、これらが相まって付着に最適な表面を作り、理想的なメッキやコーティングが可能となります。
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基本情報
ウェットブラストは、水・圧縮空気・研磨材の3種類から構成されます。 最大の特徴は、湿式環境下でブラスト加工を行うことで、 ・微小研磨材(min3μm)が使えるので、目的に合った粗さが作れる。 ・水環境の為、常に研磨材を洗い流すことにより残渣が少ない。 ・静電気や加工熱が帯びないので被加工材を変質させません。 ・フープ材、シート材等目的に応じた処理装置をラインナップ。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
※受注生産
用途/実績例
・高周波対応の基板のメッキ前処理、 ・シールドメッキ前処理 ・車載用電気部品の樹脂化に伴うシールドメッキ
カタログ(5)
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ウェットブラスト技術の普及役として37年、「技術に対して常に前向きに」をモットーとして、さまざまなお客様とふれあいながら本工法を育ててきました。 37年の継続により、役に立てる環境もだいぶ多くなってきました。 創業当初は金属や樹脂のバリ取り向けだったこの技術が、今は携帯電話等に使用される電子材料部品の処理にまで用途が広がっています。 物理なだけに、要素である研磨材が変われば、その用途も無限に広がる可能性を秘めている、これが本工法の最大の特徴でしょう。 マコーはこれからも、ウェットブラストという物理工法にこだわり続けます。 物理だけに、環境に貢献できる要素も多いはずと考えます。 マコーをここまで育ててくれた本工法を愛し進化させることで、より良い社会創りに貢献していく、これがマコーの願いです。