ドライヤー側でも省エネができるのをご存じですか?冷媒から圧縮空気への熱交換時の無駄をなくし、内蔵圧縮機の運転を最低限に抑えます。
日機装株式会社が取り扱う、画期的な超省エネタイプの『エアードライヤー』のご紹介 一般的な冷凍式ドライヤは、負荷にかかわらず内蔵冷媒用コンプレッサーが常に運転しており、電気代がかかります。 PCMシリーズは、保冷剤(PCM)を用いて負荷吸収することにより、 内蔵冷媒用コンプレッサーを必要な時のみ運転し、大幅に電気代が削減できます。 圧空用コンプレッサーの省エネは注目されますが、 実はドライヤ側でも大幅に省エネが可能です。 冷凍式ドライヤーの選定は、夏場の最高温度を基準におこなわれます。 しかしながら、日本には四季の温度変化、日中と夜間の温度変化がございます。 東京都の平均気温は、15.4℃と選定する際の温度と比較して、かなり低いです。 PCMシリーズは、内蔵冷媒用コンプレッサーを温度制御で不要な時は停止させるため、 負荷変動がある使用環境や温度変化がある使用環境では、年間平均すると大幅な省エネ効果が期待できます。 【PCMドライヤーの動作原理】 ■冷媒によりPCMを冷却 ■圧縮空気が2℃で圧縮機停止 ■PCMにより圧縮空気を冷却 ■圧縮空気が6℃で圧縮機運転再開
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基本情報
PCMシリーズは、冷媒で保冷剤(PCM)を冷却し、 圧縮空気冷却後の温度が2℃になった時点で内蔵冷媒用コンプレッサーを停止します。 その後、保冷したエネルギーのみで圧縮空気の冷却を行い、 圧縮空気の温度が6℃まで上昇したときに、再度内蔵冷媒用コンプレッサーを起動します。 また、一般的な空冷タイプの冷凍式ドライヤでは、ファン用圧力スイッチを用いてファンの発停をおこなっております。 使用環境にもよりますが、この圧力スイッチは空冷タイプの冷凍式ドライヤの主な故障要因となり得ます。 PCMシリーズでは温度センサーの信号で制御しており、ファン用圧力スイッチを使用しておりませんので、信頼性も上がっております。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
圧縮空気用の冷凍式ドライヤです。 圧縮機(コンプレッサー)の二次側に設置され、圧縮空気を10℃以下に一旦下げることにより、圧力下露点10℃まで乾燥させることが可能となります。
詳細情報
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構造図(内部系統図)になります。
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消費電力量の比較資料になります。PCMシリーズを15℃平均で使用した場合は、緑色のラインまで下がってきます。
カタログ(4)
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日機装株式会社は、ポンプ製品等をメインに取り扱うインダストリアル事業本部、航空機用炭素繊維部品等を取り扱う航空宇宙事業本部、人工透析装置等を取り扱うメディカル事業本部がございます。 インダストリアル事業本部では、ポンプ製品以外に、等方圧プレス装置を中心とする電子部品製造装置、火力・原子力発電向けの水質調整装置、エアドライヤを取り扱っております。 既存技術を核にしながらも、枠にとらわれない柔軟な発想で、常に新しい技術にチャレンジしており、高付加価値製品の安定供給を続けるため、社内教育体制を重視。ベテラン社員による若手社員の指導・育成にも力を入れています。