磁石の磁束を360度無駄なく有効利用! 効率的で剛性の高いリニアモーターです。
シャフ内部には、磁石をN極同士、S極同士を接合した構造になっており、 接合部から強い磁力線が発生しています。 このシャフトを取り囲むコイルに電流を流すと磁界が発生し、フレミングの 左手の法則により推力が発生します。この推力によって、シャフトを固定しているとコイル(スライダー)が動き、スライダーを固定しているとシャフトが動作します。 また、従来のリニアモーターと違い、磁石の磁束を360度無駄なく 有効利用しているため、高い効率で大きな推力を生み出すだけでなく、シャフトが偏芯してもコイル(スライダー)が受ける磁力は変動しないので常に一定の推力を維持、剛性の高い直動モーターになっています。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
シャフトモーターは、Sシリーズ(スタンダード)、Lシリーズ(シャフトと可動子のギャップを広く確保して長尺で使い易く設計されたタイプ)、SXシリーズ(推力を向上させたタイプ)のシリーズを、シャフトの径別にラインアップしております。コイルはUVWのセットを2セット(Dタイプ)、3セット(Tタイプ)、4セット(Qタイプ)に分けております。シャフト径と可動子の組合せで、ご所望の推力にあったシャフトモーターをご提供いたします。
価格帯
納期
用途/実績例
以下の特色を持つ、製造装置・計測/検査装置を主な用途・実績としてお使い頂いております。 高速・高精度(ピックアンドプレイスなど) 等速性が求められる製造装置・測定装置(画像処理装置・スキャナーなど) 繰返し位置決めが求められる装置(高精度位置決めユニットなど) 圧力制御が求められる装置(通電測定装置など) 分解能の高い高精度のステップ送りが必要な装置(各種加工装置など)
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
自社開発の製造装置に組み込んだ当社独自の次世代型の円筒型リニアモーターである「シャフトモーター」の量産メーカーとして、同製品を市場に提案してから約30年の間、高精度化、高性能化、高付加価値化を図る装置メーカー様、計測・検査機器メーカー様、加工装置メーカー様など幅広くご活用頂いて参りました。 2023年春には当社発祥の山形県最上地域に位置する本社工場の第2回工場拡張を実施し、中国大連工場と合わせ、ますますお客様のニーズにお応えできる製品開発と製造体制を整備を進めております。 あらゆる製品の高精度化、高付加価値化、多様化が進むなか、より多くの機会で「シャフトモーター」をご活用頂けばと考えております。