従来検知できなかった空気・ガスの微小な圧力変化をとらえることができる超高感度微圧センサ
空圧センサFKS-111は従来検知できなかった空気・ガスの微小な圧力変化を高感度でとらえることができます。 検知範囲は、1つのセンサで幅広い圧力変化をとらえることができ、1Paの微小圧力変化から、100kPa程度の大きな圧力変化もとらえることが出来ます。 また、高圧容器内の微小な圧力変化もとらえることができます。 検知は、従来圧力センサにあります機械式やダイアフラム式・半導体式と異なり、全く新しい検知方法で行います。 圧力変化が起きますと、センサ周辺の空気やガスにごく僅かな温度変化が起きます。この温度変化をとらえることで圧力変化を検知します。 低周波(0.5Hz~10Hz)の圧力変化をとらえますので、音や振動には反応しません。 本センサは圧力値を検知するのではなく、圧力の変化を検知します。よって、圧力変化が起きますとセンサは反応し、圧力変化がなくなると反応しなくなります。 インピーダンス変換用FETを内蔵していますので、圧力変化量を電圧出力で取り出すことができます。 従来のダイアフラム式に比べ、安価・高感度であり、検知素子にセラミックスを使用していますので過大な圧力を受けても壊れません。
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基本情報
【用途】 ・部屋への侵入警報用、自動車の盗難防止用、金庫の破壊検知用として、 ドアの開閉による微小な圧力変化を検知することができます。 ・セキュリティー用途では赤外線センサのように検知エリアを気にせずに 設置することができます。 ・圧力変化スイッチとしてご利用できます。 【ご使用条件】 電源電圧:1.7~1.5V ソース電圧:0.3~1.7V 検知最低圧力変化:1Pa 動作温度範囲:-20~80℃ 動作湿度範囲:Max.70%RH 保存温度:-40~85℃ ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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1975年の創業以来40年以上にわたり、独立系セラミックスメーカーとして、 圧電セラミックス技術の幅広い可能性を切り拓いてまいりました。 原料レベルから完成品までの一貫体制によってお客様のご要望を柔軟に実現し得るのが当社の強みです。 海外との競争が激化する昨今も、品質を高く評価いただき、全国トップレベルの大学研究機関から大手自動車産業まで、多様な分野に安定した技術力を提供しております。 お客様からお客様へとご紹介をいただくことで、今日まで多様なノウハウを 培って来られましたのも、信頼の証と感謝申し上げます。 産業界はまた一つ大きな曲がり角を迎えつつあります。 EVやAI、医療技術など、めざましい進歩を遂げる分野では、圧電セラミックスを駆使した硬度なセンサ技術がますます重要な役割を担うことになるでしょう。また大規模なインフラ整備が進む新興国の生産設備の拡充にも、当社のセンサ技術が大きく貢献し得ると考えております。 「技術で社会に貢献する」の社是の通り、当社に関わる全ての皆様に満足をご提供できるよう、なお一層精神してまいります。