超短パルスレーザによる転写ローラへのマイクロ微細加工をご紹介いたします。
ローラ転写工法は、彫刻、グラビア、エンボス、光学フイルムの製造には欠かせない製法です。 軸となるローラ外周、表面には微細なパターンが付与されています。 しかし、微細パターンを付与する切削工具は比較的やわらかい金属に限定され、高硬度表面に微細加工を付与することは従来不可能でした。 多くのユーザの悩みは、ロール表面の耐摩耗性が低いための低寿命でした。 また、Ni電鋳で転写されたパターンをローラ表面に巻き付けるなどの工法も多用されていますが、つなぎ目も製品に転写されるため生産性に難がありました。 ローラ価格は高価な上に、傷がつきやすく摩耗が激しい。 そのために、ローラの費用もさることながら、頻繁に行われる取り替えの時間が大きく生産に影響してきました。 リプス・ワークスでは、ロール表面の材質を問わず熱影響のない加工を行える超短パルスレーザ旋盤加工機をご提案いたします。 加工サイズ:Φ200mm×L500mm 上記以上のサイズの場合にも、加工装置の製造が可能です。
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基本情報
材料を選ばず、高度に焼き入れされた材料でも、ゴムのように柔らかい材料でも、熱影響なしの高精度な加工を行えます。 加工相談、ご質問はぜひ弊社ホームページよりお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
ローラ金型(外周部)
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株式会社リプス・ワークスでは、超短パルスレーザを用いたマイクロ微細加工の受託、並びにレーザシステムの設計・製造を行っております。 受託加工事業においては、産業用超短パルスレーザの開発にいち早く取り組み、超短パルスレーザを用いたマイクロ微細加工の受託事業に従事して参りました。特に、トライボロジー特性や光学特性、離型・密着性制御を目的としたワーク表面への微細周期構造(マイクロテクスチャ)付与を得意としております。少量試作から量産まで、お客様のご希望に合わせ対応いたします。 システムエンジニアリング事業においては、ジョブショップで培ったレーザ加工技術を活かし、アプリケーションに適したレーザ発振器の選択から光学系の設計、保持具や補機類の考案、そしてシステム化まで一貫して承り、お客様の要求される加工の精度UP、加工効率UPを図るお手伝いをさせて頂きます。 最先端のレーザ加工技術をお客様に提供するレーザのエキスパートとしてお客様の力になれるよう努めて参りますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。