粉体塗料の混練装置としては、60年以上にわたり業界スタンダードとして活躍してきました
さらに進化したPCSシリーズは、収益性、汎用性、扱い易さの点でさらに業界スタンダードを打ち立てるものとなっています。ブッス・ニーダーのユニークな動作原理を維持しつつも、プロセス部に大きな変更を施しています。プロセス長を延長し、スクリュー回転速度を速くした結果、生産能力と製品品質が大きく向上し、投資に対する採算性もさらに高まりました。 【機能と優位点】 ・延長された加工プロセス部(L/D) ・長くなった滞留時間 ・製品品質のさらなる向上 ・省エネルギー化 ・耐摩耗性エレメント開発 ・簡単なメンテナンス ・材料入替時間の短縮化 ・据え付けと運転立ち上げ時間の短縮化 ・幅広い配合が1台の装置で可能
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基本情報
【最大処理量】 PCS30 300g/h から40 kg/h PCS46 250 kg/h PCS70 700 kg/h PCS100 1500 kg/h
価格帯
納期
用途/実績例
粉体塗料
詳細情報
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混練の過程で非常に重要なせん断勾配は混練ピンと混練フライトの側面で作り出される。ここで重要なのは、せん断ギャップ(Si)で、フライトピッチ全体にわたっている。(図) この技術的特徴のおかげで、混練部における製品はいかなる局所的な突出のない非常に均一で穏やかなせん断を得ることができる。そのせん断勾配は、マトリックス材料を摩擦熱によって溶融させ、分配・分散混合に必要なエネルギーをまかなうのに十分な大きさを有している。しかもそのせん断効果は、マトリックス材料あるいは添加剤のいずれに対しても熱的または機械的な損傷をあたえることがない。
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企業情報
スイスに本社を持つブッス社は、プラスチック・ゴムなど化学材料、食品などさまざまな混練工程において重要な役割を果たす連続混練押出機を、70年にわたり製造・販売しています。 ブッス社は単軸スクリューの往復動を使ったユニークな連続混練押出機を世界で初めて導入し、コ・ニーダー(Ko-Kneader)のブッスとして長年知られてきました。精度高い温度コントロールを求められ、せん断に敏感な材料を製造する顧客から絶大な信頼を得ています。これによって塩ビ(PVC)やプロピレン、PETの他、熱可塑性エラストマー、XLPE、難燃性ケーブル、マスターバッチ、粉体塗料、トナーなどさまざまな化学品製造現場で活躍しています。 グローバルな販売ネットワークとパートナーとともに、信頼性と効率性の高い技術と最高クラスのアフターサービスを提供しています。