NTTドコモが開発したポータブルSIMの技術を活用し、1台のスマートフォンで最大4本の通信回線切り替えを実現したデバイス
ドコモが開発した「ポータブルSIM」技術を含む「PSIM Suite(ピーシム スイート)」のライセンス契約を締結し、SIMを自由に切り替えて通信が可能なデバイス「SIM CHANGER デルタ(シム チェンジャー・デルタ)」をCerevoが開発。2016年8月にクラウドファンディングを行い目標を達成。(現在は販売を終了)
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基本情報
「PSIM Suite」は、ドコモが2014年6月に世界で初めて開発した、端末側でSIMカードの抜き差しをすることなく電話番号の切り替えが可能な「ポータブルSIM」の技術に加え、端末側に「psim proxy※1」を挿入するだけで「ポータブルSIM」と接続することが可能となる技術を含むライセンスです。本ライセンスを活用した初めてのデバイスとして、コネクテッド・ハードウェアの企画、開発を手掛けるCerevoが「SIM CHANGER デルタ」を開発しました。 「SIM CHANGER デルタ」は、SIMカードを最大4枚装着することができ、スマートフォン上のアプリから最大4枚のSIM情報を自由に切り替えて利用することが可能となります。※2 ※「PSIM Suite」、「ポータブルSIM」、「psim proxy」は、株式会社NTTドコモの商標です。 ※1 「psim proxy」とは、2015年11月にドコモが開発したBluetoothチップを搭載したSIMサイズのデバイスです。 ※2 スマートフォンには、ドコモの「psim proxy」の技術を用いた「ブリッジカード」を挿入する必要があります。
価格帯
納期
用途/実績例
各国の事業者ごとのSIMカードを本デバイスに装着しておくことで、海外への渡航の際に、各国の事業者のSIMカードにスマートフォン上のアプリから手軽に切り替えて利用したり、通話用のSIMカードとデータ通信用のSIMカードを本デバイスに装着することで、通常はいつも利用する電話番号やメールアドレスのSIMカードを使い、データ容量の多い通信を行なう際は、データ通信用のSIMカードに 切り替えて利用することが可能となります。
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Cerevo(読み:セレボ)という社名は、Consumer Electronics(家電)をREVOlution(革新)する、という設立時からの変わらない想いを込めた造語です。設立以来、まだインターネットに繋がっていなかったデバイスに通信機能を加え、新しい価値を生み出すIoT製品を生み出してまいりました。 これまで数十製品の家電製品を開発・製造・販売してきたCerevoのノウハウを活用し、ハードウェア製品全般の開発・設計・製造の受託および共同開発を行なっています。 設計・開発だけでなく、工場選定から実際の製造、また適宜、サポートやマーケティング・広報に至るまでの過程をトータルでお受けできるのが強みです。 現在世界80の国と地域で販売している経験を活かし、どのように企画・設計すれば海外で展開することができるかといったノウハウなども含めた共同開発・受託サービスを提供しています。