3U、6U、12U CubeSat用太陽電池パドル駆動機構(SADA)を用いて発電電力をアップ
3U、6U、12UのCubeSat用太陽電池パドル駆動機構(SADA)を使用することにより通常のCubeSatに取付けられる太陽電池の面積を大幅に増やすことにより発電電力を増加させてことできます。また、太陽追尾機構も備えていることから日陰以外太陽電池が太陽に最適に当たるように制御することができます。これによって、搭載機器の電力増加に対応することが可能となります。このSADAには太陽電池、太陽電池パネル、太陽追尾機構、太陽電池駆動機構が含まれております。太陽電池パネルにつきましては、カスタム製造することも可能です。
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基本情報
CubeSat用太陽電池パドル駆動機構の主な性能を以下に示します。 1.3U用 ・出力電力:43W(最大、3A@チャンネル) ・指向精度:<5° ・回転ステップ:0.004° ・太陽電池構成:2翼(2チャンネル)、太陽電池配列6S3P又は3S6P/翼 ・展開機構:2x1.7A/翼 ・回転:スリップリング使用 ・センサ:太陽センサ2個/翼、温度 ・電力:5V/3.3V ・データI/F:CAN/I2C ・消費電力:駆動時:450mW ・質量:850g(太陽電池を除く) 2.6U、12U用 ・駆動:各翼独立に駆動 ・太陽電池パネルの数:各翼3パネル ・翼寸法:10x324x205mm(収納時)、710x324x7mm(展開時) ・センサ:フォトダイオード2個、温度、リリース・ラッチセンサ ・スリップリング電流・電圧:0.5A、60V ・最大発電電力:各翼 118W(BOL)、107W(EOL) ・指向精度:<5°(自動)、<1°(太陽センサ) ・電力:3.3V、3.3V又は5V(展開時) ・消費電力:<1W ・データI/F:CAN(I2Cバックアップ)
価格情報
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納期
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用途/実績例
現在開発中で2020年12月から販売予定。既に、先行して多くのCubeSatからの注文を受けております。
企業情報
先端技術研究所は世界及び日本のロケットや人工衛星等の宇宙開発と宇宙利用を支援するエンジニアリング会社です。超小型から大型までの人工衛星やロケット等の宇宙機システム、サブシステム及びその部品の設計・開発から海外の宇宙機器の販売まで幅広く実施しております。また、宇宙及び地上用の太陽電池の販売、宇宙用太陽電池パネルの設計・開発と地上用太陽光発電モジュール及びシステムの販売を実施しております。 超小型衛星、CubeSat、につきましては、1U~12Uのシステム開発及びバス部の提供、バス機器の設計・開発、衛星の組立、ペイロードを含む衛星のインテグレーション・試験の実施。また、CubeSatや小型衛星用小型電気推進器の設計・開発・販売を実施。