分析のスペシャリストによる断熱材の分析事例のご紹介です。今回は熱伝導率測定装置を用いた測定事例をご紹介します。
TA Instruments が提供可能な測定実績 ☆熱分析/ガラス転移・結晶化・熱分解重量・硬化反応・膨張率・熱伝導率・収縮率・水分の影響 etc. ☆粘弾性測定(レオロジー)/粘弾性・弾性率・粘度・応力緩和・クリープ・マスターカーブ・残留歪・分子量・分子量分布etc. ☆微小熱量測定(カロリメトリー)/分子間相互作用・結晶化・非晶性・凝集/沈殿・分散性・溶解性・相溶性・ぬれ性・安定性・吸着性etc. ☆疲労試験/引張強度・温度依存性・粘弾性・弾性率・粘度・応力緩和・クリープ・マスターカーブ・残留歪etc.
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基本情報
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「FOX」と呼ばれる熱伝導率測定装置です。本記事では、断熱材に関連する分析事例として、断熱ボードのR値(熱抵抗値)の異方性評価事例をご紹介していきます。 ◆断熱ボードのR値(熱抵抗値)の異方性評価 断熱ボードは、住宅の壁など様々な場所で使用される材料です。実はこの断熱ボードの断熱効果はボードを水平に寝かせた時と、垂直に立てた時で変化します。弊社の熱伝導率測定装置:FOXで断熱ボードを寝かせた時と垂直に立てた時の熱抵抗値を示しています。
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FOXには、高度な知識と、20年以上にわたる優れた技術が詰め込まれています。当社の熱伝導率試験装置FOXを是非活用ください。 サンプルの熱伝導率 は、熱流束、検体の厚さ、検体の温度差を測定することで決定されます。熱伝導方程式の各成分で、FOX装置は非常に高精度な測定、一体型高出力熱流束トランスデューサーにおける0.6mVの分解能、0.001インチ精度の厚さ測定、0.01°Cの温度制御および分解能を提供します。これら個別の測定は、熱伝導率測定に現在使用されている他の何よりも高い正確度を発揮します。これらを組み合わせることで、現在入手可能なヒートフローメーターの中でもっとも正確な結果を提供します。当社の高精度較正標準モードを使用すれば、FOX装置は多くの時間がかかり、操作者が必要なガードホットプレートを超えることができます。
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ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ