光ファイバ結合効率98%達成!東京大学古澤明研究室コラボレートモデル
『FA1000S_θ』は、自由空間伝播のレーザビームを非球面レンズを通した後に光ファイバに結合させるためのデバイスで、東京大学古澤明研究室の 全面的なご協力の基に開発されたファイバアライナです。 2軸のθ調整機構を持ち、特殊加工技術により光ファイバの入射ポイントを球体の中心から動かすことなく直交する2方向の回転軸を独立に調整することが可能です(球体ジンバル機構)。この新機構により従来非常に困難であったアライメントが簡単に行えるようになり、長期間の安定性も保てるようになりました。 【θ軸調整機構の特長】 ■球体ジンバル機構(特許取得済み 第5888775号) ・特殊加工技術により球体回転素子の中心にファイバの入射ポイントが一致する構造 ・角度調整を行っても入射ポイントはほとんど位置ズレを起こさない ■高い操作性と長期安定性を実現 ・調整ネジはバックラッシの非常に少ない0.15mmのファインピッチネジを使用 ・調整後に高い保持力を得られる当社独自のソフトロック機構を採用 ※詳しくはPDF(英語版)をダウンロードして頂くか、お問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■FA1000S_θはフルユニット「FA1000S_FP」での販売になります ■標準仕様の光軸高さはファイバアライナベースの底面から約2インチです ■光軸高さを上げる場合、3箇所の長孔の他、中央のM6TAPにもポストを取付て、合計4本のポストでかさ上げすると安定します。(詳細についてはお問い合わせ下さい) ■非球面レンズは別売のThorlabs社製C240TMEシリーズが装着可能となっています 使用する波長によってC240TME-A(400-600nm)、C240TME-B(600-1050nm)、C240TME-C(1050-1620nm)をご用意下さい。 ■ファイバアダプタはFC/APCを標準としますが、FC/PCもご指定頂ければご対応可能です ■本体サイズ:168W × 126D × 107H(調整ノブ及び光ファイバーは除く) ■質量:約3.6kg ※詳しくはPDF(英語版)をダウンロードして頂くか、お問い合わせください。
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株式会社ファーストメカニカルデザインでは、半導体製造装置や 液晶基板製造装置、医療用機械器具などのコンサルティング、設計、製造、 組立、改造、販売、メンテナンス業務を行っております。 当社の主要製品「FMDミラーマウント」は、現在までに、NICT・ 国立天文台・産業技術総合研究所・東京大学や東京工業大学他大学の 研究室・理化学研究所等に販売実績があり、高い評価を受けております。