HI-35930/31/32/33は、SPI対応のマイコンをARINC 429バスに直結するためのCMOSデバイス
Holt社のHI-35930は、SPI対応のマイクロコントローラをARINC 429シリアルバスに接続するためのCMOS集積回路です。このデバイスには2つのレシーバがあり、それぞれが256の可能なラベルの任意の組み合わせに対してユーザーがプログラム可能なラベル認識、32×32の受信FIFO、3つの優先度ラベルのクイックアクセスダブルバッファレジスタ、およびアナログラインレシーバを備えています。両方のラインレシーバは、RTCA/DO-160G、Section22、Level3雷保護要件を満たしています。 独立したトランスミッタには、32×32の送信FIFOと内蔵ラインドライバがあります。ラインドライバは3.3V単一電源で動作し、ARINC 429バスを直接駆動するために必要なバイポーラARINC 429差動電圧レベルを生成するオンチップDC/DCコンバータを含みます。送信および、受信FIFOと優先度ラベルバッファのステータスは、プログラム可能な外部割り込みピンを使用するか、ステータスレジスタをポーリングすることで監視できます。
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基本情報
■特徴 ・ARINC 429仕様互換 ・3.3V単電源動作 ・ARINCバスに直接接続するアナログラインドライバとレシーバ ・両方のラインレシーバに統合DO-160G雷保護（レベル3） ・256ラベルのプログラム可能なラベル認識 ・各レシーバのオンチップ16ラベルメモリ ・各受信チャネル用の優先ラベルバッファ付き32×32受信FIFO ・32×32 送信FIFO ・トランスミッタとレシーバの独立したデータレート選択 ・ラベルのビット順制御 ・32番目の送信ビットはデータまたは、パリティのいずれか選択 ・セルフテストモード ・低消費電力 ・産業用温度範囲：-40℃～+85℃ ・拡張温度範囲：-55℃～+125℃ ■MIL-STD-1553 ・ ARINC 429通信規格の日本語技術資料あります。ご覧になりたい方はsales@nacelle.co.jpまで■
価格帯
納期
用途／実績例
アビオニクスデータ通信 シリアルからパラレルへの変換 パラレルからシリアルへの変換
ラインアップ（11）
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| HI-35930/1/2/3 | ＜デュアルレシーバ、シングルトランスミッタ＞ 3.3V動作。両方のラインレシーバは、RTCA/DO-160G、Section22、Level3雷保護要件を満たす。HI-35930は、HI-3593とピン互換 |
| HI-3220/1/2/3/4/5/6 | ＜ARINC 429データ管理IC＞ ARINC 429データ管理ICは、16の受信バスと8の送信バスをサポート |
| HI-3593 | ＜デュアルレシーバ、シングルトランスミッタ＞ 3.3V動作。統合ラインレシーバおよび、ラインドライバ。256ラベルのプログラム可能なラベル認識。32ワードのRxおよび、Tx FIFO。3つの優先ラベルバッファ |
| HI-3596/7/8/9 | ＜オクタルレシーバ＞ 3.3Vまたは5V動作。統合ラインレシーバ。チャネルごとに16ラベルのプログラム可能なラベル認識 |
| HI-3585 | ＜シングルレシーバ、シングルトランスミッタ＞ 統合されたラインレシーバとラインドライバ。256ラベルのプログラム可能なラベル認識。32ワードのRxおよび、Tx FIFO |
| HI-3586 | ＜シングルレシーバ、シングルトランスミッタ＞ 統合されたラインレシーバとラインドライバ。256ラベルのプログラム可能なラベル認識。32ワードのRxおよび、Tx FIFO |
| HI-3588 | ＜シングルレシーバ＞ 統合ラインレシーバ。256ラベルのプログラム可能なラベル認識。32ワードのRx FIFO |
| HI-3587 | ＜シングルレシーバ＞ 統合ラインドライバ、32ワードTx FIFO |
| HI-3200 | ＜データ管理／プロトコルブリッジ＞ 8×ARINC 429受信、4×ARINC 429送信、1×ARINC 825（CAN）チャネルをサポート。バスは独立して動作することも、データをバス間で保存または、転送することも可能 |
| HI-3201 | ＜データ管理／プロトコルブリッジ＞ 8×ARINC 429受信、4×ARINC 429送信、1×ARINC 825（CAN）チャネルをサポート。バスは独立して動作することも、データをバス間で保存または、転送することも可能 |
| HI-3210 | ＜ARINC 429データ管理IC＞ ARINC 429データ管理ICは8×受信バスと4×送信バスをサポート |
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企業情報
“ナセル”は、「なせば成る、なさねば成らぬ、何事も」から引用した言葉です。 成功しないかもしれない事でも自分が信じる限りチャレンジしようという精神を表しています。 私どもナセルのポリシーは、「WIN-WIN-WIN」です。 つまり「お客様-製品サプライアー-ナセル」の全てが“いい仕事の結果”を残せることを目標としています。 ナセルは、エレクトロニクス輸入商社としてこの目標にチャレンジします。