LNP コンパウンド耐摩耗・耐摩擦ソリューション ペルフルオロオクタン酸 (PFOA)非含有コンパウンド
2020年7月4日から施行される新REACH規制 Annex XVII of REACHに対応するPTFE潤滑剤配合コンパウンド 【PTFE入りコンパウンドに匹敵するLUBRILOY アロイ技術】 1994年にSABICによって最初に開発された独自の潤滑システムであるLUBRILOYアロイは、着色性を含め、PTFEと同等の性能を提供します。 利用できるベース樹脂はポリアミド6/6、ポリカーボネート、PPO、PPA、およびPOMベース樹脂です。これらの完全に相溶化されたオレフィン系アロイは、世界中でいくつかの家庭用電化製品、医療関連用途、自動車用途で使用されています。 【LUBRILOY コンパウンドの特徴】 ・PTFE含有コンパウンドより高い衝撃強度を示す ・成形時のデポジットによる金型汚染が少ない ・着色が可能で高外観が得られる ・PTFE含有コンパウンドと比較し低比重である ・非ハロゲン系内部潤滑ソリューションである ・PFOA非含有である お問合せ・資料請求はこちらのサイトへ https://sjpn1971.plabase.com/
この製品へのお問い合わせ
基本情報
新REACH規制Annex XVII of REACHが2020年7月4日から施行されます。新しい法律では、材料に含有できるPFOA、その塩、およびPFOA関連物質の量に一定の制限が課されます。 PFOAはPTFEのようなフッ素系ポリマーの製造時に副生成されることが多く、内部潤滑剤として使用される一部のPTFEは、新しい標準で設定された制限(<25 ppb)に適合しないことが推察されます。 SABICは、PTFE潤滑剤配合コンパウンドで、新法規制に対応するために取り組んでいます。 一方で、代替可能な異なる内部潤滑パッケージも利用することができます。 グラファイトやMoS2(「モリー」)などの従来の固体潤滑パッケージは摩耗を改善して摩擦を低減できますが基本的に黒色です。 シリコーンオイルも効果的な摩耗添加剤ですが、一般的に塗装用途や電子機器の近くでの使用が制限される場合があります。"
価格帯
納期
用途/実績例
【用途例】 - 家庭用電化製品、医療関連用途、自動車用途等
企業情報
SABIC(サウジ基礎産業公社)はサウジアラビアのリヤドに本社を置く化学製品のグローバルリーダーです。SABICはアメリカ大陸、ヨーロッパ、中東およびアジア太平洋地区を拠点として、化学品、汎用製品、高機能性プラスチックス、肥料、金属といった製品の世界規模での生産活動を行っています。 SABICでは解決すべき課題の特定やソリューションの開発を通して、建設、医療機器、包装、肥料、電気電子、輸送機器、クリーンエネルギーといった主要マーケットの顧客をサポートしています。 2018年にSABICは、57億米ドルの純利益を計上しています。2018年の総売上高は計450億米ドル、2018年末の総資産は85億米ドルです。2018年の生産量は7,530万トンです。 SABICは世界50か国以上で事業を展開し、3万3,000人を上回る従業員を全世界で雇用しています。SABICでは、イノベーションと独創性の育成を促進するため、グローバルで11,738件の特許出願を行っているほか、5つの主要地域(アメリカ、ヨーロッパ、中東、東南アジア、北東アジア)においてイノベーションのハブとなる研究開発のリソースを有しています。