ヘリウムリーク検査はお任せください。お預かりしての受託検査から機材を持ち込んでの出張で好評いただいております。
弊社は、お客様の部品をお預かりして「ヘリウムリークディテクタ」によるリーク検査(リークテスト・リークチェック・漏れ試験)を行うサービスを行っております。 ヘリウムリークディテクタを用いたリーク検査は以下の利点を有しています。 ・ヘリウムは水素よりも分子直径が小さく漏れ試験のガスに適している ・他の漏れ検査の方式に比べて高精度で微小な漏れが検出可能 (水没法やエアリークテスターでは検出できない漏れを発見できる) ・校正リークを搭載しており、検出したリーク量の定量化が可能 ・リークポイントの特定が可能 ・非破壊検査 ・ヘリウムは不活性ガスで安全、かつ製品に対する化学反応を起こさない 長年ヘリウムリークディテクタの漏れ検査に関わってきた担当者が、お客様に対して丁寧な説明と、丁寧な検査を行います。お客様のお求めがあれば、リーク品(NG品)を検出した際は、リークの仕方や数値の挙動から考えられる原因についてコメントしております。 社内の受託検査と出張の2つの方式で対応しております。 研究開発・品質保証・生産技術といった各部門のお客様からご相談を頂き日々対応しております。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【検査機】 ドイツ ファイファーバキューム社製ヘリウムリークディテクタ ASM310 ※定期的に校正リークを更新し、数値の信頼性を保っております 【テスト方式と検出感度】 ・真空法(スプレー法)の検出感度 10E-3~ 10E-12Pa・m3/s台 ※検査対象の状態、内容積、アウトガス等により測定下限値(バックグラウンド)は変動します ・加圧法(スニファー法)の検出感度 10E-3~ 10E-7Pa・m3/s台 ※オートゼロ機能を使うことで、実質-9乗Pa・m3/s台の検査が可能 ※加圧する圧力は高圧ガスボンベの圧力以下で要相談 ・その他、ボンビング法等 他方式の漏れ検査の検出下限値は、一般的に「水没法」で-3乗Pa・m3/s台、「差圧式エアリークテスター」では-5乗Pa・m3/s台とされています。 【検査治具】 お客様の製品形状に合わせた検査治具を弊社で考案し用意致します。事前に検査対象の形状が分かる資料や情報をご提供ください。 【検査成績書】 検査した結果を書面にて提出致します。お客様支給のフォーマットに記載することも可能です。
価格情報
基本価格は以下の内容を基に算出しております。 ・検査基本料金 ・技術料 ・成績書作成費(報告内容による) ・個々の検査費用 都度見積 ・リーク検査用治具準備費用(必要に応じて) ・消耗品費用 ・再梱包送料 ・管理費 価格は検査内容により異なります。詳しくはご相談ください。
納期
~ 1週間
※必要部材の調達納期や弊社負荷状況により変動
用途/実績例
【検査対象のニーズ例】 ・半導体製造装置用ガス導入部品の気密確認 ・ステンレス部品の溶接部 ・配管部品 ・自動車用部品 ・電子部品 ・溶接部品 ・熱交換器 ・焼結材料 ・樹脂部品 ・樹脂材料のヘリウム透過確認 ・その他 お客様とご相談の上、お客様の検査品の形状・材質等に合った検査方法でリーク検査を行っております。 検査結果は ・基準に対する合否判定のみ ・合否判定とリーク量の数値(通常こちらをご案内) ・合否判定・リーク量の数値・リーク検査中の挙動のグラフ(条件付き) の中からご希望いただいた結果をお伝えしております。 また、オプションではありますが、リーク検査結果のより詳細な情報やご質問等をお受けしております。 お気軽にご相談ください。
企業情報
「ヘリウムリーク検査」と「真空ポンプ修理」を軸とした真空機器事業と「電子部品設計製作(トランス)」を主とした電子部品事業を展開をしています。その他にも、実験用真空容器や配管部品の設計製作を手掛けます。 提案型企業として、一般的に行われている問題解決方法だけではなく、柔軟な発想から導き出されたアイデアをお客様にご提示し、より良い結果に繋がるように心掛けています。その提案力は皆様から高い評価と御支持頂いております。 【真空機器事業】 ・ヘリウムリーク検査(漏れ試験、治具の製作も含む) ・真空ポンプの修理 ・真空機器の販売(中古品を含む) ・実験用設備の設計製作 【電子部品事業】 ・電子部品「トランス(スイッチング電源トランス・昇圧トランス)」の設計製作 ・昇圧型DCコンバータ(DC12V→DC1kv~3kV) 【展示会出展実績】 2020年「VACUUM2020真空展」「いたばし産業見本市」 2021年「いたばし産業見本市」 2021年~2025年「テクニカルショウヨコハマ2021、2022、2023、2024、2025」