人間・生活工学による開発・設計支援(手で使う 開けやすい容器)
【開けやすい容器を開発する手順】 ■開け方による容器の分類 開け方によって容器を分類することが出来ます。添付資料をご参照ください。 ■開栓に要する力(トルク)と開けやすさ 人が容器を開ける様々な動作に対して、下記に示す値(力又はトルク)を計測します。 具体的には、開けるために必要な力やトルクを変えられる当社保有の計測器を使ってします。 ・楽に開けられると感じる ・これくらいが限界と感じる ・これは無理と感じる ■市販容器の評価 市販されている様々な容器を、色々な人に開けて頂き、その時、容器に掛る力又はトルクを計測します。そして、開けやすさ(又は開けにくさ)に対する感想(主観評価)を聞きその時の開け方を記録します。同時に、その人の開ける動作に対する発揮力を計測しておきます。 ■開けやすい構造の評価 様々な開け方に対して、開けるための力やトルクが少なくて済む形状・構造・材質を考案・試作し、力又はトルクを計測します。 ■商品への展開 考案・試作品の中で、「楽に開けられる」と評価された力もしくはトルク以上の値を出せるモノを組み込んで商品として仕上げます。
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基本情報
【人間・生活工学による評価】 ■評価方法 下記に示す様々な仕様の評価対象を用意し、色々な人に開けて頂き、評価項目に従って評価を行います。 ■評価対象 蓋・容器本体の形状、材質、構造 ■評価項目 (1)主観評価 開けやすさ等 (2)人の特性に関するデータ ・手の発揮力 ・握力 ・手の大きさ ・許容できる開栓力 (3)容器に関するデータ ・各容器の開栓に要する力(トルク) (4)開栓動作に関するデータ ・身体(筋)に掛る負担 ・手と容器の接触面積 ・姿勢 ・身体(主として手や足)の動き等 【期待できる成果】 ■得られる知見(データ) ・市販容器の開栓に必要な力(トルク) ・人の日常力(毎日開栓する時の許容値) ■開けやすさ・開けにくさに関連する要因 ・負担が掛る筋 ・手と容器の接触状態 ・姿勢や手の動きの違い ■発揮力の大きい容器仕様 どのような形状、材質、構造にすれば発揮力が大きくなるか ■開栓しやすい容器 以上の成果を集約して、「開けやすい容器」の企画・開発に繋げることが期待できます。
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株式会社HALデザイン研究所は、各種計測と計測データをもとにした分析・デザイン・設計・コンサルティングを行っている会社です。主な製品として「マーカーレス三次元動作解析システム」を取り扱っております。またその他計測サービスも充実しておりますので、ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。