浴槽内に椅子を置くことを例に、介助する人の負担が、その椅子によってどのように変わるかを評価する方法に付いてご紹介します
【人間・生活工学による評価】 ■評価方法 下記に示す様々な仕様の評価対象と評価者を用意し、椅子がある場合とない場合について、評価項目に従って評価を行います ■評価者 入浴介助を受けている人と訪問介助入浴をしている介護士を用意します ■評価対象 普通の浴槽とその中に置く椅子を評価対象にします ■対象とする動作 (1)椅子がない場合 通常の浴槽で、介助者は介助される人を背後から一気に引き上げる必要があります (2)浴槽内に椅子がある場合 介助者は、介助される人を、浴槽の底から一旦椅子に引き上げる。次に、浴槽の縁まで引き上げる ■評価項目 (1)主観評価 ・介助する人、される人の身体的負担 (2)筋負担 介助する人の筋負担を計測します。詳しくは基本情報をご覧ください。 (3)床反力 介助者が介助される人を引き上げる時に床に掛かる荷重を計測します 【期待できる成果】 浴槽内の椅子が、介助される人を浴槽から引き上げるときの介助する人の負担がどの程度軽減されるかどうかを知ることができます
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