酸化タングステンや酸化モリブデンは様々な分野に使用されており、当社がサイズや形状制御している一例を紹介します。
サイズは20nmから500nmまで範囲で制御は可能です。また、酸化物の中に様々な元素ドープも可能です。形状もある程度の範囲で制御が可能です。 酸化タングステンのナノ粒子に関しては、粒状、立方体形状、針状、板状の粒子を合成しています。
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基本情報
酸化タングステンや酸化モリブデンのナノ粒子に限らず、他のナノ粒子の合成も様々な方法で合成することは出来ます。価格帯ですが、試薬品レベルの少量の場合には500~1000円/g程度で小分けして提供しています。量がkg単位ですと、例えば20kg程度の最小ロットでの提供では加工費用として 30~50円/gで提供しています。
価格情報
価格は量によって大きく変わるため、工業レベルで使用する場合と試薬レベルで使用する場合では、単位価格は一桁以上異なります。
納期
~ 1週間
用途/実績例
酸化タングステンの粒子に限定して言えば多数のお客様と用途に応じて秘密保持契約を結んで対応しています。大学や研究機構には試薬品レベルで提供しています。分野はエネルギー、表示デバイス、発色等様々です。酸化モリブデンのナノ粒子は10nm程度のものであり、水等の極性溶媒に分散して、多少青く着色した透明液体となっています。Agよりも抗菌効果が高いことが知られており、現在、多数の問い合わせが来ています。
企業情報
当社は国内外の大企業と10社程度と共同開発して上市に向けた製品開発を先端素材の提供から進めている。市場の要望に応じて次世代電池、太陽電池素材、赤外線吸収剤、熱感変色無機材、紫外線励起発色材、無光触媒、グラフェン分散液等を開発して提供している。特にこれらの素材はサイズや形状制御以外に溶媒分散が必要になることが多く、当社がお客様のご要望に応じて分散液体を作製して提供している。またお客様と秘密保持契約を結んで開発しているものが多く、特殊な素材開発をアシストしている。 当社の基本技術は液相反応を中心にしており、様々なオリジナル反応プロセスを保有しているために、例えばLi、Ta、Si、In、Gaのナノ粒子からミクロン粒子の製造は可能である。また、複合酸化物、炭化物、窒化物を作ることも可能である。お客様のご要望に応じて、試作してサンプルと報告書を提出している。費用はお客様と相談して検討している。