無線モジュールが発する信号を警報として周知するシステムです。 災害の予兆をいち早く捉え伝達します。
無線モジュール内蔵のカプセルセンサーを土中に埋設し、出水等での土砂移動でカプセルセンサーが流出することで、無線モジュールが発する信号を警報として周知するシステムです。災害の予兆をいち早く捉え伝達します。
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基本情報
カプセルセンサの機能と特徴です。」 1.無線モジュールが土砂等の動きで移動し、無線通報します。 2.カプセルセンサーは直径10cmと小型で、設置に土木工事は不要です。 3.無線モジュールは安価で、経済性に優れたシステムが構築できます。 4.無線モジュールは個別にID情報を持ちますので、多数のセンサーを 同時に埋設して混信することなく使用できます。 5.受信装置とセンサー間は見通で最大約500m程度です。 500m以上上流側に設置したセンサーも待ち受け時間は必要ですが監視 が可能です。 6.センサー内臓バッテリー寿命は5年以上(参考値) 、長期間信頼性の あるシステム運用ができます。(参考) 7.受信用アンテナは高利得八木アンテナを1本使用を標準とします。 8.受信装置を2台使用し、上下流方向にアンテナを振り分け、見通し約 1km区間を監視する構成も可能です。(オプション) 9.受信装置はソーラーで動作しますので、商用電源は不要です。 10.受信装置は、72時間駆動のバッテリーを内蔵しています。 11.検知情報をメール等で通報するシステムも可能です。(オプション)
価格帯
納期
用途/実績例
河川上流~河口部までの広範囲なエリアで効果を発揮します。 1.急峻な渓流沿い等で護岸の崩壊が予想される場所 2.急流河川で河床や川形が大きく変化する場所 3.堤体土質や構造上、洗掘・侵食・漏水・越水が予想される場所 4.豪雪地帯で雪崩や春の融雪水の影響が懸念される場所 システム構成品 1.カプセルセンサー(土砂内に埋設) ⇒内蔵無線装置が土砂移動を通報します。 ⇒内蔵電池寿命は5年以上です。(参考) 2.受信装置(河岸等に設置) ⇒スペースダイバーシチ方式で高感度に、 また 、シンプレックス方式で広範囲に受信します。 ⇒72時間動作のバッテリーを搭載します。 ⇒光伝送装置機を実装します。 3.処理表示装置(事務所・出張所へ設置) ⇒データベース情報を基に、土砂移動発生内容 、時間、場所を 表示します。 ◇詳細は仕様書をご確認下さい。◇
詳細情報
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埋設されたカプセルセンサは、浸食等での土砂移動で浮上し無線信号を発信開始します。
企業情報
今までの水防に関わる防災技術は、我々の生活環境を高い位置と広いエリアを見ながら監視する機能を持ったものが主流になってきていました。 しかし、最近の温暖化による災害は、局所に発生し、またその規模は想像を超えるものに拡大し、従来の技術では補完できないものとなっています。そのため、公助から自助への変革が求められてきました。 トランスコアでは、市民生活レベルでの身近に活躍する製品の開発と提案を今後も行ってまいります。