河川やため池など洪水・浸水の監視が必要な複数の拠点の水位を、導入/運用コストを抑えながらリアルタイムで一元監視
「観測史上最大」「50年に一度」などと形容される突発的かつ局地的な災害が発生する中、ため池や河川のモニタリングは今後ますます重要になってきます。 そこで、より多くの河川に計測器(モニタリングポスト)を設置することで、氾濫状況を正しく把握すると共に、今後想定される影響などを迅速かつ正確に把握いただけるようICT、IoTなどの最新技術と既存の要素技術・汎用技術を組み合わせることで、導入コストのみならずTCO(総保有コスト)を抑えたソリューションを実現しました。 測器から収集される計測データをLoRaWANを介してクラウドにデータをアップロードし、閾値を越えると登録されているメールアドレス宛に通知されるほか、Webブラウザでリアルタイムに監視したり計測値をダウンロードすることもできるため、離れた場所からでも複数のセンサーの計測値を確認することができます。これにより大雨や地震の際に、氾濫リスクのある拠点へ職員が直接訪れて目視する時間を削減できるだけでなく、職員の方が巡回パトロール時に被災する危険リスクも無くなります。
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基本情報
■ソリューションの特長 ・頻発・激甚化する河川やため池の急激な水位変化を捉え、溢水・越水氾濫リスクをいち早く把握できます。 ・センサーの値が閾値を越えると登録したメールアドレスに通知されるほか、Webブラウザでリアルタイムに監視もできます。 ・標準仕様をシンプル化することで導入コストを抑えつつ、要望に応じたカスタマイズも可能です。 ・LoRa/LoRaWANを活用することで広範囲に設置した多数の水位計を集中的に管理できます。 ・水位計、通信回線、電源など全てが一体化されているので現場での設置が容易です。
価格帯
納期
用途/実績例
これまでも河川やため池を監視する水位計はありましたが、計測器1台あたりの価格が非常に高価なことから一級河川/二級河川などの大型河川にしか設置が進まず、局地的な災害を把握するのが難しいという状況にありました。 本ソリューションは、必要十分な機能にシンプル化することで導入コストを低く抑えると共に、設置および維持管理が容易な構造のため、点在する複数のポイントに設置して氾濫によるリスクをより早く、正確に把握したい場合の費用負担も大幅に軽減しました。 準用河川や普通河川、単独水系といった中小河川や、全国約17万ヶ所あるため池など複数の拠点に多点設置(ばらまき)して場所に応じたリスクをいち早く把握し、地域住民などに情報発信したい地方自治体や水利組合の皆さまに最適です。
詳細情報
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測器から収集される計測データをLoRaWANを介してクラウドにデータをアップロードし、閾値を越えると登録されているメールアドレス宛に通知されるほか、Webブラウザでリアルタイムに監視したり計測値をダウンロードいただく事が可能です。
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センサー情報を専用サイトからモニタリングいただけるクラウドサービスをご用意しております。詳しくは担当営業までお問い合わせください。
企業情報
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