カシューナッツ殻液(CNSL)をベースにしたバイオマス高機能樹脂
カシューモノマーを出発原料とするバイオマスベンゾオキサジン樹脂です。 熱により単独重合し、柔軟性、低誘電など優れた特性を示します。また、エポキシ樹脂など他材料と組み合わせでの使用も可能であり、耐熱性向上などの効果が期待できます。
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基本情報
●カシューナッツ殻液(CNSL)を原料に用いているため、植物由来比率60%以上 ●熱により単独重合するため、硬化剤不要 ●他樹脂との共重合も可能なため、エポキシ硬化剤として使用できる ●ガラス転移温度が高く、高耐熱を実現 ●常温で液状のため、取り扱いが容易 ●低誘電正接のため、電子材料への適用が可能 ●低弾性のため、熱硬化性樹脂に配合することで柔軟性の向上が可能
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用途/実績例
【用途例】 ・電子材料 ・接着剤 ・エポキシ硬化剤 ・熱硬化性樹脂のバイオマス改質剤 お客様のご使用目的・要求特性に応じた対応をいたします。少量サンプル等、 お気軽にお問い合わせください。
詳細情報
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硬化物は柔軟性に優れており、厚さ4mmの曲げ試験では最大歪み7%程度に達します
この製品に関するニュース(1)
企業情報
私たち東北化工は1961年の創立以来、植物「カシュー」から得られるオイルをブレーキ用摩擦材(ブレーキライニング、ブレーキパッド)に用いられる樹脂パーティクルに加工してお届けし、自動車等の安全と安心の確保に貢献してまいりました。 その間、常に研究を重ね独自のテクノロジーを築き、安全性、耐熱性、耐摩耗性の向上に威力を発揮するブレーキ用カシューパーティクルのトップメーカーとして高い評価を頂くまでになりました。 また、最近では長年にわたって蓄積してきた有機化学、材料ならびに粉体技術をコアテクノロジーとして、「安全と環境」の確保に役立つ電波暗室用に使用される電波吸収体などの製品を手がけ、幅広く事業を進めています。