密閉構造かつ高い精度。油や水による悪条件での耐環境性にも優れた保護機器
<ショックガードTGMシリーズ> ショックガードTGMシリーズは設定以上のトルクが掛かるとカムフォロアが回転し、空転させることによって過負荷を逃がす機器です。TGMシリーズは他のシリーズと異なり、水や油、砂塵など一定の悪条件下でも機械装置の安全を守る機器として効果を発揮します。下記にある<つばきパワトラ総合技術サイト・ショックガードTGM詳細ページ>をクリックしていただきますと、詳しい商品説明をご覧いただけます。新形番の確認・旧形番から新形番への置換ソフト・自動作図サービス・取扱説明書・2DCAD＆3DCAD・選定及びトラブルシューティング等ご確認していただけます <形番変更> 2018年4月から形番変更を実施しました。軸穴径はmm単位で対応し軸穴公差は全９種類、キー溝公差は新JIS・旧JISの全４種類から選択可能で、100万通り以上の組み合わせを実現しました。
この製品へのお問い合わせ
関連動画
基本情報
【特長】 ・密閉構造 特殊アルミ合金ケースで覆われ、シール密閉されているため水や油の漏れ及び侵入がしにくい構造です ・ノンバックラッシ カムフォロアとポケットの噛み合いは2点接触なので、バックラッシはありません ・自動復帰 過負荷の原因を取り除いた後、入力軸側を少し回転させれば再噛み合いし、元に戻ります。 ・ワンポジションタイプ カムフォロアとポケットの2点接触で元の位相に復帰します 駆動側と被動側の位相のズレはありません ・給脂不要 グリスが事前に封入されているため、そのまま使用できます。 ・LS検出板 過負荷検出後、検出板が軸方向にスラストしリミットスイッチを作動することで電源を落とすことや警報を鳴らすことが容易にできます。 またLS検出板は標準装備されています。
価格帯
納期
用途／実績例
【水門・ポンプ】 TGMの実例を挙げると、ポンプの過負荷保護などにも使用されています。 汚泥やグリス等、悪環境下で粘土の高い異物が侵入した際の過負荷から装置を守る働きが期待できます。
詳細情報
-
アプリケーション例1・ポンプ 粘土の高いものや異物が混入した時に生じる過負荷からポンプを保護する用途で使用されている例です。
-
アプリケーション例2・ロータリポンプ 重油・タールを送るロータリポンプに異物が混入し、発生する過負荷からロータ軸の破損を防ぐ用途でのアプリケーション例です。
ラインアップ（7）
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| TGM3 | 【バネ強さ】WS（弱）､標準【設定トルク範囲】0.6~3.7N・m 【最高回転速度】600r/min 【軸穴径】10mm～14mm |
| TGM6 | 【バネ強さ】標準､SS（強）【設定トルク範囲】2.5~12N・m 【最高回転速度】600r/min 【軸穴径】10mm～14mm |
| TGM20 | 【バネ強さ】WS（弱）､標準､SS（強）【設定トルク範囲】3.7~23N・m 【最高回転速度】500r/min 【軸穴径】14mm～20mm |
| TGM60 | 【バネ強さ】WS（弱）､標準､SS（強）【設定トルク範囲】7.6~105N・m 【最高回転速度】300r/min 【軸穴径】20mm～30mm |
| TGM200 | 【バネ強さ】WS（弱）､標準､SS（強）【設定トルク範囲】30~289N・m 【最高回転速度】200r/min 【軸穴径】28mm～50mm |
| TGM400 | 【バネ強さ】WS（弱）､標準【設定トルク範囲】118~451N・m 【最高回転速度】150r/min 【軸穴径】38mm～60mm |
| TGM800 | 【バネ強さ】標準､SS（強）【設定トルク範囲】451~1060N・m 【最高回転速度】150r/min 【軸穴径】38mm～60mm |
カタログ（1）
カタログをまとめてダウンロード
企業情報
株式会社椿本チエイングループの一員である当社は、お客様のニーズにお応えするソリューションをご提供することを使命に、チェーン、精機製品、コンベヤ装置を3 本柱として事業を展開しております。2012 年4 月にグループ内再編を実施し、当社のチェーン事業は、つばきブランドのトップチェーン事業に専念する体制で再スタート致しました。 近年、省エネ化、省コスト化を背景に、エンプラ製チェーンは、従来方式のコンベヤを代替する様々なアプリケーションに普及し、国内はもとより海外諸国で需要が高まっています。過酷な使用条件のニーズも増えており、最適な製品や適切なエンジニアリングサービスを通じてソリューションを提供することが益々重要になっています。 このような状況下、私たちはグループの力を結集し、機能強化と効率化を図るため、体制を大幅に刷新いたしました。生産拠点となる久喜工場は、大規模な増改築を行い、生産能力を大幅に増強するとともに平成25年3月に新工場棟を完成いたしました。長年のご愛顧に感謝いたしますと共に、今後ともご指導、ご鞭撻賜りますよう心よりお願い申し上げます。