製造ラインのデータを収集分析し、個別ID を製品に与えることでトレーサビリティを実現。製品の品質向上、コストダウンに貢献します。
Factory Conductorは、製造の進捗状況、品質データや履歴情報を、リモートかつリアルタイムで管理する、製造実行システム(MES : Manufacturing Execution System)です。製造の実態が見えることで、「適切」で「タイムリー」な改善が可能となります。 今回ご紹介するFactory Conductor オンプレミス版は、カスタマイズすることによって自社の製造ラインに合った製造実行システムを実現します。必要機能を抽出し必要部分のみ導入、他システムとの連携や特別機能の追加などが可能になります。
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基本情報
【概要】 Factory Conductorは、製造ラインのデータを収集し、状況を分析します。本システムは「オンプレミス版」、「クラウド版」の2種類を提供しております。 今回ご紹介する「オンプレミス版」は、お客様の業務にあわせてカスタマイズをし作業配分の適切化、不具合への未然対応で、生産性を向上させます。 【Factory Conductor オンプレミス版の特徴】 特徴1:データ収集の省力化 生産ラインに負担をかけず、製造データをそのまま収集します。 特徴2:事前の指示 現場の細かい要望にもすぐにお応えするため、お客様の下でシステムを適宜カスタマイズできます。 特徴3:どこでも/どこからでも 国内 / 海外を問わず、現場の状況がつかめます。 特徴4:製造データの見える化 製造・ラインリーダー・品質担当など各部門のニーズに合わせた製造実績データを提供します。 特徴5:データを蓄積 将来のデータ項目増加にも、フレキシブルに対応するため長期間使用することが可能です。 特徴6:トレーサビリティ 製品ごとにIDを与え、各工程で1品単位の製品情報を収集します。
価格帯
納期
用途/実績例
当社日本ノーベルでは、組立ライン向けのMES 構築を得意としており、これまで、大手電機メーカーの製造ラインでMES を構築してきた実績があります。 中規模の工場から、10 ライン以上の大規模工場まで、製造現場に密着し、組立ライン特有の様々なニーズにお応えしてまいりました。 ●場面別 Factory Conductor の活用例 【活用例1】製造実績の全体進捗を把握 製造実績はインターネット経由で参照でき、リアルタイムに現場を把握できます。 【活用例2】製造状況における不良状況の確認 無線ルータが置ければ、すぐに品質分析のための製造データ収集を開始できます。 【活用例3】トレーサビリティの実現 製品を1 品ずつ製造開始から出荷まで管理し続けます。 【活用例4】定期報告の日報作成を自動化 不具合や作業結果を現場で登録、システムが自動で実績を集計するため、日常の定期報告の効率が上がります。 【活用例5】カスタマイズ実施による効率化やシステムのコストダウンが実現 現場の細かい要望にもすぐにお応えするため、お客様の下でシステムを適宜カスタマイズできます。
詳細情報
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●製品管理 ・品質管理(不良率一覧表示、不良原因別表示) ・進捗管理(全ラインアンドン、ライン別アンドン、工程アンドン) ・履歴管理(計画カルテ、製品カルテ、トレース情報一括表示/出力) ●データ収集 ・自動入力(製造機器からの自動取り込み) ・半自動入力(バーコードを用いた自動読み取り)
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●担当ごとの見える化 【製造担当向け機能】 ・工程アンドン(製造工程の作業ペース把握) 作業ペースを常に把握できるようになり、状況に合わせて作業環境を変え、予定された数量を時間内に製造できます。 【ラインリーダー / 製造長向け機能】 ・不良率一覧表示・肥料原因別表示(現在の工場全体状況を把握) 工場の状況を常に把握し、問題点や今後の方針を検討できるようになります。
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【品質担当向け機能】 ・製品傾向表示(グラフ、パレード図による可視化) 作業コストを設定し、パレード図にて工程のミスを金額で報告できます。 ・トレース情報一括表示 / 出力 CSV による分析対象データの即時提供 不良率一覧、不良原因別、製造傾向などの必要データを予め設定し、必要な時に分析用のデータを CSV 形式での即時取得が可能です。
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企業情報
日本ノーベルは独立系のソフトウェア会社です。ITで日本のものづくりを支える力になろうと1980年に創業し、以来FAシステムや計測制御など、産業分野の省力化、合理化ニーズに応えるトータルソリューションを提供してまいりました。 近年は培ってきた技術力をベースに、ソフトウェアの品質改善に向けた「組込みソフトウェア テスト自動化システム Quality Commander」や、エネルギー利用状況を把握する「データセンター環境監視システム iDCNavi」などのオリジナル製品を開発。ハードウェアに縛られないソフトウェアベンダーの特性を活かし、現場の実情に即した柔軟なソリューションを提供しています。