各種機器から発生する電磁界を測定調査し、ペースメーカ等に影響を与える可能性の有無や対策方法等を解説した報告書を作成いたします。
各機器メーカー様は自社製品がペースメーカ・ICD等に影響を与えるかどうかの試験を実施する方法がなく、添付文書、取扱説明書に正しい情報を記載できず、やむをえず機器の使用を禁止または制限するか、過去に事故例がない場合は警告表示を記載しないか、のいずれかを採用されています。 当社は総務省、厚生労働省が過去に実施したペースメーカ・ICD等の電磁影響調査をベースに独自で実施した電磁的影響試験からペースメーカ・ICD等電磁的影響のガイドライン(詳しくはお問い合せ下さいを電磁環境・電磁波防護製品評価協会(EAE)と共同で策定いたしました。 そのガイドラインに従って、企業様の取扱機器から発生する電磁界測定調査し、ペースメーカ・ICD等に影響を与える可能性の有無や注意点や対策方法などをユーザー様に分かりやすく解説できる報告書を作成いたします。 また、報告書をベースに電磁的安全評価マーク「EAEマーク」を取得することができます。評価マークを取得すると製品のペースメーカ等に対する安全性が公示され、安全評価に相違がありペースメーカ等に影響が出た場合、EAEにて調査した上、ペースメーカ装着者様に補償をいたします。
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基本情報
調査方法は以下の3種類となります。 ■持込電磁界調査 持込電磁界調査は、ご依頼者様が当社のフリースペース、シールドルーム、または電波暗室内に測定対象機器を持ち込んで当社が3種の電磁界調査(高周波電界強度・交流磁界密度・直流磁束密度)を事前に内容確認されたプロトコルに従って実施します。 ■出張電磁界調査 出張電磁界調査は、ご依頼者様が指定する施設に当社調査員が測定器材を持ち込んで、各種機器の3種の電磁界調査(高周波電界強度・交流磁界密度・直流磁束密度)を事前に内容確認されたプロトコルに従って実施します。 ■ペースメーカ実機使用電磁界調査 ペースメーカ実機を使用した電磁界調査は、各種機器の3種の電磁界調査(高周波電界強度・交流磁界密度・直流磁束密度)の調査に加えてペースメーカ実機を使用して器機とペースメーカの影響の有無を確認する実機試験を事前に内容確認されたプロトコルに従って実施します。 ※詳しくは弊社ホームページをご覧いただくか、お気軽にお問合せ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【調査実施企業と調査対象機器】 ・財務省関税局:麻薬探知装置 ・三菱重工業(株):新ETCシステム ・(株)IHI:電気自動車用非接触充電ユニット試作機 ・(株)ハセテック:大型電気自動車用急速充電システム ・(株)ダイフク:電動フォークリフトと非接触充電器 ・日立オムロンターミナルソリューション(株):磁気カードリーダライタ ・日本電産サンキョー(株):磁気カードリーダライタ ・帝人ファーマ(株):医療機器各種 ・(株)ミオ・コーポレーション:非接触バイタルセンサー ・(株)電制:電気式人工喉頭ユアトーン ・京楽産業(株):遊戯機器(パチンコ・パチスロ) ・NECプラットフォームズ(株):ATMシステム ・(株)熊平製作所:ゲート型金属探知機 ・太平洋工業(株):タイヤ空気圧・温度デジタルセンサー ・三精テクノロジーズ(株):携帯ジャミング装置 ・日立マクセル(株):無専用充電器 ・コニカミノルタ(株):微体動感知センサー ・(株)石野製作所:回転寿司用ターンテーブル ・(株)フジテレビジョン:携帯電話イルニッヒダミー影響試験 など
企業情報
Quality Of Life(生活品質)向上をテーマに、当社は医療と電磁環境に関わる人、物、サービスに貢献できる製品を開発し社会に提供しております。 また、人や企業とのアライアンス(提携)を通じて、技術開発力を高め、信頼される企業を目指し、顧客・株主・社員・社会の期待に応えられるよう、日々感謝の心を持って事業を営んでおります。 電磁波防護衣に関しては世界トップの技術を持っており、EMC関連製品も特許を取得した高機能、高品質の製品を提供しております。