電池に合わせた充電器と、マイコンで放電制御する放電器セットで定電流負荷装置並みの精度、しかも低価格で電池容量(SOH)が測定可能
測定原理は、ダムの保水量を満水後に放水して水量を測定することと同じ。充電については、同じ満水水位(電圧)でも、洪水のように注水する場合と穏やかに注水場合で保水量が変わる。充電システムは、最初に大量(8.4V-50A・CC充電)に、末期には穏やかに充電(CV充電)するため満充電電池が高速でできる。終期にはマイコンが電流低下を検知して自動終了し、いつも同じ充電状態となる。放電は、同じ抵抗体で同じ電力放出。時々刻々の電圧をSDカードに保存して、通電中の放電総和エネルギーを自動計算するパソコン用ソフトが付属。HK-LF85は、NISSAN LEAF中古電池(LIB)500Wh用に開発したモデルで、最大50Aで充放電ができ,1モジュールの充放電検査が約3時間でできる。ほかのリチウム電池用のカスタマイズも可能。(特許審査願中)
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基本情報
<<充電器>>: 1)温度センサー付で安全性にも配慮。2)CV充電の電流低下(1A以下)を検知し自動終了 <<放電器>>:1) 電池に合わせた、抵抗(電流)と正確な放電停止で、大電流(約7.5V-50A[400W程度])の放電ができる。2) 指定電圧(1/100V単位,AD変換12bit)まで全エネルギーを放電。過放電がない。3)電流遮断はFETで火花が出ない 4)GNDがフォトカプラーで浮動(複数同時制御可能)5)アルミ筐体で、1.9Kgと軽量。6)秒ごと電圧と放電時間で充電可能エネルギー(SOH)を算出する原理。7)ボタン一つで放電起動と自動終了。操作が簡単。8)添付ソフトで放電カーブと分析値の印刷が可能。8)抵抗値、動作プログラム、集計プログラムのカスタマイズ可能
価格情報
定価:273,000円(充電器、放電器、ソフトのセット・・税別) カスタマイズは別料金となります。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
複数の中古LEAFのリチウム電池を測定し、同じ容量(SOH)の電池を組み合わせてパッケージ化し、12V、24V鉛電池の代わりに使用する。中古バッテリーを直列に使う場合は、各モジュールのSOHを揃えないと十分な性能が出ません。アンバランス状態で利用すると電池を早期破損することもあります。ゴルフカート、セニアカー、ソーラー発電の予備電池等鉛電池の代わりに、EV電池の再利用が期待されています。
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有限会社浜松コンピューティングは、企業向けパソコン修理、ワープロ修理、を行いながら、独自の技術で、バッテリーの容量測定器(診断機)を開発、販売しています。プログラムも自社で開発のため、各種オリジナル仕様が可能です。 お気軽にお問い合わせください。