耐食性の向上のために!適正な初期鉄皮膜が形成をされていることを確認いたします
冷却水に海水を使用している銅合金製熱交換器の細管内面には、 耐食性の向上のために保護皮膜を形成させる必要があります。 一般的には冷却水に鉄イオンを注入し、細管表面に水酸化鉄の 保護皮膜を形成させる方法が採用されています。 しかしながら、過剰な鉄イオン注入は熱効率の低下を招き、 鉄イオン注入量が不足すると十分な防食性を得ることが出来ません。 そこで、当社では適正な初期鉄皮膜が形成をされていることを 確認するため、モニタリング調査を行っております。 【方法】 ■循環水管の復水器出口側配管にバイパスラインを設けて サンプル管を取り付け ■循環水ポンプの起動と同時期にバイパスラインに海水を通水 ■定期的に分極抵抗と目視観察を実施し、鉄皮膜形成の状況を把握 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社は、海生生物や硬質スケールで汚損された熱交換器の洗浄を得意としております。チューブ式熱交換器に対してはクリーナーを装填、水圧によって押し出し清掃するバレット洗浄、U字管の洗浄も可能にしたスピンブラッシング洗浄、硬質スケールで閉塞したチューブを貫通させるMM2洗浄などを提供しています。 また、プレート熱交換器に対しては現地で無開放で行う薬液(化学)洗浄や工場での整備といったサービスを提供しています。 さらに、当社では熱交換器の洗浄業務以外にもムラサキイガイやフジツボ、クラゲといった海生生物の調査や対策事業も行っております。