品質管理室やアットラインでの分析計と同じ「圧力式」のインラインCO2モニタリング用Carbo5100センサー(ガスボリューム計)
Carbo 5100センサーは、ヘンリーの法則に基づく測定原理を使用しています。ヘンリーの法則は、液体に溶解するガスの体積は、特定の温度でのそのガスの分圧に比例するとして知られています。 サンプルはCarbo5100の測定チャンバーへ流れ込み、その後チャンバーはしっかりと密閉されて体積が膨張します。この体積膨張により、測定チャンバー内は減圧されます。 インペラの回転により、液相と気相の間の圧力平衡が数秒で発生します。 CO2含有量は、測定された平衡圧力と温度から決定されます。 システムコンポーネントに経年劣化の影響がないため、測定にドリフトがありません。センサーは工場ですでに調整されており、設置直後にほぼ正しい値を提供します。 小さな製品固有の調整のみが必要です。 ガスボリューム計、GV計として使用可能です。 Carbo510はモデルチェンジしてCarbo5100になりました。
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基本情報
測定範囲 0 ~ 20 g/L (0 to 10 vol) 精度 ± 0.05 g/L (0.025 vol) 再現性 ± 0.025 g/L (0.010 vol) 分解能 <0.01 g/L (0.005 vol) 測定間隔 15秒~ 内蔵ポンプ流量 0.8L/min(カットオフバルブ不使用時) ライン圧 最大10 bar rel. (145 psi) サンプル温度 - 5 ~ + 40℃、 凍結なし 洗浄温度 121 °C(max. 30 min) 環境温度 0 ~ 50 ℃
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
※2か月程度
用途/実績例
飲料用CO2センサー ・炭酸飲料、ビール、RTD、炭酸水などの炭酸濃度測定(ガスボリューム)
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。