DNA解析により不明な動物/植物の種を同定。目視では判別が難しい種の調査や製品表示の科学的な裏付けに。
試料のDNAとデータベースとを照合し、動植物の種をご報告する、動物/植物DNA同定検査を受託しています。 【検査の特徴】 ◆圧倒的な対応種数 基準となるデータベースには、現在、動物種約4万6000種、植物種約11万3000種が登録されています。したがって主要な動物・植物であれば、登録されたDNAと比較することにより同定することが可能です。 登録がない場合には、目・科レベルの同定となる場合があります。 ※毒性や感染の疑いのある試料(動物や鳥の死骸など)はお引き受けできかねます。 ◆次世代シーケンサーによる同定 検体のDNA配列とデータベースに登録されている種の比較を行い、同定結果・所見・近縁上位5種と同一性についてご報告いたします。検査方法として、次世代シーケンサーを導入しているため、サンガー法と呼ばれる従来の手法では検査不能となるような検体でも結果が得られる可能性があります。 ※詳細は、カタログ請求していただくか、ダウンロードからPDFデータをご覧ください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
≪検査可能形態≫ 動物由来物、植物由来物 ≪必要検体量(目安)≫ 1cm以上の組織片。 ※目安に満たなくてもお受付は可能ですが、 含まれるDNAの量や状態により、検査結果が得られない可能性が高まります。 ≪検査方法≫ 次世代シーケンサーによる塩基配列決定 ≪使用データベース≫ 国際的にDNA配列データを収集・提供するデータバンクである、DDBJ(日本)、NCBI(アメリカ)、ENA / EBI(欧州)に登録されているデータおよび自社で収集したデータを元に解析を行っています。 ≪報告内容≫ 試料写真、同定結果、所見(弊社に情報がある場合のみ)、近縁上位5種との同一性(%)
価格情報
◆動物/植物DNA同定検査 38,500円(税抜 35,000円)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
目視では判別が難しい動植物種を同定! 製品表示の科学的な裏付けやお申し出対応など、さまざまな場面でご活用いただけます。 ≪事例紹介≫ case1 高級食材や健康食品・医薬品原材料の真正性確認 例1:ソフトカプセルに使用されているエキスがスッポン由来かどうかを知りたい。 例2:生薬原料として仕入れたものが本当にトウキか調べたい。 case2 輸出・輸入原材料の表示確認 例1:海外から輸入したものがパクチーで間違いないか確認したい。 例2:海外から輸入したエビの表示の確認を行いたい。 case3 目視では判別が難しい種の確認 例1:モッツアレラチーズに使用されている原料が牛乳ではなく水牛の乳であることの証明が欲しい。 例2:異物として見つかった植物片が、どの野菜由来かを調べたい。
カタログ(3)
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当社はDNA検査をはじめとする受託検査業務において国内屈指の実績と評価を得ていますが、いわゆる食品検査機関ではありません。本来目指しているものは「世の中に新しい価値を提供し、社会に貢献すること」です。 1997年の設立以来、「見えないものを価値あるものへ」をミッションとし、独自の技術開発にこだわり、他にはない製品やサービスを展開してきました。創業から四半世紀が経った現在も、既成の概念にとらわれず、多彩な検査技術の確立、検査試薬・キットといった自社オリジナル製品の開発、研修やe-ラーニングを通じた人材育成など、広い視野での事業展開を進めています。